手先や首の冷えをあたためてくれる、手袋やマフラー。ウールや化繊などが一般的に使われる素材ですが、「なんだかチクチクする‥」という経験をしたことはありませんか？肌に触れるものだからこそ、できるだけストレスを感じない素材を選びたいですよね。そこでおすすめなのが、アルパカ素材。「一度使うと手放せない！」というお声も多いアルパカの魅力と、アルパカニットを使った、今すぐ使える手袋とマフラーをご紹介します。

アルパカは、寒暖差が35℃以上ある南米アンデス山脈の高地で暮らしています。厳しい環境で暮らすため、アルパカの毛には細かな穴があり、熱を保ったり、発散したりして温度調節する役割を果たしています。この特質こそが、アルパカニットの魅力を生み出しているのです。

身体も心もあたためてくれるアルパカ素材。そこには、長く愛用したくなる理由がいくつもあります。

繊維が細く、柔らかな触り心地なので、チクチクしたニットが苦手な方にもおすすめ。しわになりにくいのも魅力です。

摩擦に強く、毛玉になりにくい丈夫な繊維です。毛羽立ちや毛玉の心配が少ないので、長く愛用いただけます。

あたたかいのに、むれにくい、温度調整に優れた素材です。冬場のおでかけ時だけでなく、室内での冷え対策にも気軽に身に着けていただけます。

原毛の色は、約25種にも及びます。リーノ・エ・リーナでも天然色を活かした優しい色合いの製品を多く取り揃えています。

ベビーアルパカとは、生まれて初めて採取される繊維のこと。アルパカの中でも特に細くて柔らかく、希少性の高い素材で、一部の製品に使用しています。

この他にも、生育の過程で環境への負荷がかかりにくい動物であることも、アルパカの魅力。アルパカのひづめは柔らかいので、放牧する際に草の根っこを傷つけることがなく、加工に必要とする水も少ない、エコシステムに優しい動物なのです。

生産を手がけるペルーの工房もまた、フェアトレードの規則にしたがって地域の雇用を創出しています。編み手としてたくさんの女性が働いており、首都リマにはオープンな風土の工房も。女性たちは午前中に作業を行い、午後は家に戻り子どもたちのごはんを作る時間を設けているそうです。そんな家庭や育児、キャリア形成と何事にも全力で取り組む女性たちが編んだ製品は、より一層温もりが感じられ、大切にしたいと思わせるアイテムばかり。

たくさんの魅力が詰まったアルパカニットの手袋とマフラーは、リーノ・エ・リーナの中でも長年愛されているアイテム。今回はその中でも、特に人気の3アイテムをご紹介します。

ブクレ糸（くるくるとカールした、ループのある糸）で編まれた、その名の通り、”フラッフィー”（ふわふわ）な手袋。豊かな天然色を活かして編まれた、優しいカラー。親指以外はすぽっとはめるだけなので、指先が自由に動かせます。

南米ならではのあたたかな色柄が、冬の装いのアクセントに。同じく、親指以外はすぽっとはめるだけなので着けやすく、スマホの操作もサクサク。手先が出ていることも気にならないほどあたたかなのは、アルパカならでは。

希少なベビーアルパカ100%のマフラー。ベビーアルパカは生まれて初めて刈り採る毛のことで、たった一度しか採れない、とても貴重な原毛です。アルパカの中でも特に繊維が細くて柔らかく、びっくりするほど軽くて、保温性も抜群。

シンプルなデザインで高品質なアルパカの手袋やマフラーは、ギフトにもぴったり。家族や友人、大切な人へ、ほっとあたたまる贈り物をしてみてはいかがでしょうか。