夜空を翔けるワタリガラスは、古い伝承の中で「星々を運ぶ存在」として語り継がれてきました。彼らはその深い黒い羽根に夜空を映し、その輝きには無数の星々の物語が宿っています。見る者を魅了するその光沢は、ただの美しさではなく、知恵と変化、そして希望の象徴でもあります。

そんなワタリガラスの伝説を指環に込めたのが、「ワタリガラスとタンザナイトの指環」と「ワタリガラスとエメラルドの指環」です。

タンザニアの夜空の色という由来のタンザナイト。夜明けと黄昏の空を思わせるタンザナイトは、青紫の美しい色合いを持つ宝石です。この石は三重色性を持ち、角度によって青、紫、赤みを帯びた色合いを見せ、まるでワタリガラスが羽ばたくたびに光を変える様子を思わせます。タンザナイトをあしらった指環は、知恵や深遠な視野を象徴し、身に着ける者に静かな力を与えてくれるでしょう。

【素材】　シルバー、タンザナイト
【サイズ】15.５号

エメラルドは鮮やかな緑色が特徴で、生命力や再生を象徴します。この石をあしらった指環は、ワタリガラスが森や大地と調和し、自然の息吹を運ぶ姿を思い起こさせます。エメラルドの透明感ある輝きは、自然の豊かさと深いつながりを感じさせます。

【素材】　シルバー、エメラルド
【サイズ】15号

ワタリガラスと宝石を組み合わせた指環は、ただのアクセサリーではありません。それは、星空を翔けるワタリガラスが語りかける物語を指先に宿す特別なアイテムです。知恵、自然との調和を象徴するこの指環は、身に着ける人の心の中に隠された強さや美しさを引き出してくれるでしょう。

夜空に輝く星々と、それを運ぶワタリガラスの物語を指先で感じてみませんか？

この指環は、彫金作家・谷内亮太が一つ一つ、デザインから仕上げまで手作業で制作しています。金属という冷たく硬い素材に、彼の手によって温かみと物語が吹き込まれます。彼の作品は自然界に広がる物語を紡ぎ、その世界をそっと指先に閉じ込めたような特別な魅力があります。