まだまだ寒い2月。朝晩の寒暖差も大きく、外に出ると凍える寒さなのに、オフィスや電車の中は暖房で汗がでるなど、服装選びが難しい季節ですね。メリノウールのインナーは、寒い冬の防寒としてはもちろん、汗をかいても冷えにくく、寒暖差のある季節にはぴったりのインナーです。

メリノウールインナー「joha（ヨハ）」は、1963年にデンマークで誕生しました。スカンジナビアでは誰もが一度は袖を通すと言われるほど馴染みのある老舗ブランドです。デンマークの小さなテーラーが、体温調整がうまくできない子どもたちのためにウールの肌着をつくったことからスタートしました。現在は、子どもから大人まで安心して着用できる製品を展開しています。

展示会ではじめてjoha（ヨハ）に出会ったとき、なめらかな肌触りにびっくりしたのを覚えています。それでもウールをインナーとして素肌に着るイメージがわかず、まずは試してみようと自分用に1枚、長袖のインナー「ウールブラウス」を購入しました。実際に着用してみると、身体を締めつけすぎず、着心地がふわっとやさしく、気づいたら他にもインナーがあるのに、こればかり手にとっていました。あたたかく包まれる心地よさに、すぐにもう1枚、もう1枚とリピート購入し、It's So Easyでもお取り扱いをはじめることになりました。

伸縮性のあるウール素材は、着用していると身体に馴染んでくるのですが、洗濯すると形が元に戻り、長く着用できるのも魅力です。洗濯機で丸洗い（中性洗剤＋弱水流モード）できるのも日常着としてありがたいですね。

It's So Easyでは、長年joha（ヨハ）をご紹介してきているのですが、リピーターが非常に多く、毎年同じアイテムを買い足す方、シーズン中に色違いを買い足す方、試したトップスがよかったからレギンスも靴下もと型違いを購入する方、とファンの多いブランドです。

メリノウールとは、メリノ種の羊の毛のことです。メリノウールは「羊の王様」とも呼ばれ、羊毛の中で最上級と言われている種類です。一般的なウールに比べ、吸湿・放出性が高く、1年を通して快適に着用できます。

かたくチクチクした肌触りのイメージのあるウールに対し、メリノウールは素肌に着用できるなめらかな肌触りが特徴です。joha（ヨハ）は良質のメリノウールをさらに厳選し、最高級の18-19ミクロンという細い繊維を使用しています。そのため、チクチクする不快感はありません。繊維の太さが30ミクロン以上になると、チクチクと感じ出すそうです。（1ミクロンはおよそ1/1000ミリメートル。人の髪の毛が50〜100ミクロンなので、johaの繊細さがよくわかります。）

メリノウールは季節と体温の状況に合わせて保温効果や吸湿放出効果を発揮し、常に丁度良い体温を保つことができる優れた天然素材です。寒い日は暖かく包み込み、暖房のきいた部屋の中では放湿機能で余計な暑さを感じず1日中快適にすごせます。単に暖かいというだけでなく、汗を吸収し発散するので、肌面がいつもサラサラで不快にならず快適な着心地を保ちます。一方で、これが不思議なのですが、夏の冷房の中の体温調整にも抜群の素材で、汗をかいても肌と衣服がはりつく不快感もなく、肌がさらりとした状態を保つことができます。汗冷えの心配がなく、山登りなどのアウトドアシーンにも選ばれています。

メリノウールは天然の抗菌性を持ち、雑菌や臭いの原因となる細菌の繁殖を抑制し、清潔な状態を保つことができます。そのため、基本的には頻繁に洗濯する必要はありません。洗濯せずに何日も着続けることができるため、洗濯しずらいアウトドアシーンはもちろん、荷物を軽くしたい旅行にもおすすめです。

乾燥した季節に皮脂膜が傷付くことで起こる肌荒れも、ウールの下着を身につけることで肌が再生されるという研究結果があります。日中のインナーとしても、睡眠中のリラックスウエアにしてもいいですね。

joha（ヨハ）のメリノウールは、化学薬品を使用せず、厳しい品質管理を行っていることから世界最高水準の安全な繊維製品の証として与えられる「エコテックススタンダード100（OEKO-TEX STANDARD 100）」認証を取得しています。350種類以上の有害化学物質を対象とする厳しい分析試験にクリアしており、新生児から大人まで、安心して着用できます。

1年中快適に着用できるjoha（ヨハ）ですが、寒い秋冬にはより一層、心地よさを実感いただけると思います。今年は定番カラーに加えて、カラフルなシーズンカラーも入荷しています。豊富なラインナップの中から、ぜひ、お気に入りの1枚を見つけてくださいね。