紙とハサミからうまれた、動物たちのプリントTシャツ

ストア:MALK掲載日:2025/07/25
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紙とハサミからうまれた、動物たちのプリントTシャツ。
grinでも夏の定番アイテムである、プリントTシャツ。今年は特別なアートワークを映したTシャツが登場しました。

手掛けられたのは、イラストレーターの寺沢敦史さん。独自のコラージュ技法を用いて、身近なモチーフを魅力的に表現されています。そんな寺沢さんの作品の中から、3種類の動物をTシャツのプリントに選びました。
猫、ペンギン、インコ。
どの動物も静かに佇むような姿が印象的で、どこか無垢な存在感を放っています。上に記された英字は、生物を分類するときの階層である目(もく)を示しているそう。なるほど、ペンギンも”BIRD”なのはそのためなのですね!

すてきなプリントに合うように選んだのは、grinお気に入りのベーシック天竺というカットソー生地。柔らかくて落ち感のある生地の特徴を活かして、拡がらずにゆとりをもたせたデザインをおこしました。襟元は開きすぎず、だらっとしないようにしっかりと。袖はちょっと長めの設定に。大人もたのしめるプリントTシャツに仕上がりました。
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「 絵を描く 」というより「 ものをつくる 」
コラージュ作品の背景を訪ねて。
今回、寺沢さんのご自宅にお邪魔して、作品についてお話を伺ってきました。背景にある想いや、制作の様子についてご紹介します。
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「 動植物や、身の回りの物だったり、”物” が好き。イラストというよりは、プロダクトみたいな感覚に近いかもしれませんね。」そんなふうに語ってくれた寺沢さん。

物そのものへのまなざしが深く、” 描く” というより “ かたちにする ” という視点を大切にされているのが伝わってきました。「 作品で個性を出したいわけではないんです。」と、さらりと話す姿も印象的。まるで写真を撮るように、被写体にそっと寄り添いながら制作されています。
寺沢さんの作品づくりは、まず下絵書きから始まります。その時点で、貼り重ねる紙のパーツ分けもイメージしながら線を引いていくそう。下絵が完成したらトレース台に重ねて、パーツごとに紙へ写し取り、ハサミで細かく切り出していきます。最後に、切り出したパーツを色を塗るように下絵に貼り合わせて仕上げます。
素材として使うのは、雑誌から収集した 写真などが印刷された紙。写真の色味や紙の質感を見極めながら、パーツに必要な色や風合いを探していきます。” 色を塗る作業をしたくない ” と、笑いながら話してくれた寺沢さんですが、印刷された紙という素材の偶然性が、作品にあたたかみとリアリティを添えてくれているように感じました。
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日常にそっと寄り添うアートを取り入れてみませんか?
寺沢さんのフィルタを通してかたちづくられた動物たちは、可愛らしいだけでなく、どれも凛とした雰囲気をまとっています。” 物 “としての強さ、まるで標本を観察しているかのようなわくわく感……。作品の奥行きが心を静かに満たしてくれます。

そんな魅力を、grinのTシャツをとおして身近に感じていただけますように。
きっと 日々にやさしく寄り添い、彩りを与えてくれる存在になってくれるはずです。
Profile / 寺沢 敦史

東京都在住。『Sampling』と称した、コラージュ技法による作品制作を行う。雑誌、パッケージ、アパレル等のイラストレーターとして活動。
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