【旅する色】イズ・レッド 須藤編

ストア:トリプル・オゥ掲載日:2020/08/21
旅する色の元となったスタッフの旅エピソードも残すところあと2回となりました。「イズ・レッド」は現在リニューアル中のファクトリーショップの店長である須藤のエピソードです。ふとしたきっかけでもらったTシャツの色から始まり、思い出の家族旅行にも登場したお気に入りのレッド。皆さんにも「私の色はこれ!」という定番カラーはありますか?今回はそんなお気に入りの色にまつわるエピソードです。
子供の頃、伊豆で夏を過ごした経験からのおすすめスポットも紹介しております!

文:須藤

大好きな色

中学生の頃、友達に何かを貸したお礼にとTシャツを貰った事があります。遥か昔の事なので、最近ずっと何を貸したんだったかな〜?と考えてたのですが、たぶんレコードだったような気がしてきました。おそらくノートとかではない。私からノートを借りたがる人はいなかったと思うので…。

その時貰ったTシャツは中学生にはちょっと大人っぽいカラーで、最初はん〜〜〜?って感じ。
お父さんがアパレルの会社をやっていた子から貰ったので、きっと家にあったやつをくれたんだと思うのだけど、おそらくそこのブランドの対象年齢は30代40代ぐらいだったんじゃないか?と思わせるような渋めのカラーでした。

だから中学生の(多分14才ぐらいの)私はしばらく着なかったのだけど、ある時着てみたら…ん?なんだかすごくオシャレなんじゃない?みたいな。
意外すぎて逆に急にお気に入りTシャツになり、それからはしょっちゅうそれを着ていたような記憶があります。

その後その時のそのTシャツカラーは自分の大好きなカラーとなり、今に至る訳ですが、もちろん娘たちにも子供の頃着せまくりました。スタイリスト母としては欠かせないカラーです。
今から9年前の娘たち。伊豆に行った時もこのカラーの短パンをはいてます。懐かしい。
空や海や白い壁にもよく映えますよね。このカラーを元にイズ・レッドの色を選びました。
(ちなみに、海の向こう側にはうすら大島が見えてます。)

夏休みの記憶

私の地元は原宿なのですが、伊豆は私にとってはふるさと的な場所でして、熱川と稲取の間にある小さな町に父がアパートを1室借りていたので、夏休みとかは毎年ずっとそっちで過ごすみたいな感じで育ちました。
父は土日とかにしか来れなかったので、平日はだいたい母と姉と私と毎日プール行ったり、外でセミ捕まえたり、近所の子やプールで友達になった子のうちに遊びに行ったりして過ごしていました。父が来るとちょっと遠くの今井浜とか菖蒲沢とか、あと爪木崎とか連れてって貰って、素潜りして「シッタカ」という貝を取っておやつにそれを茹でて食べる、みたいな、子供の頃の伊豆の思い出はほぼ水の中といった感じでしょうか。
なんにもない町だったけど、いい子供時代を過ごさせて貰ったと親に感謝しています。(伊豆のアパート生活があったおかげで、桐生をとても都会に感じたのは確かですから。)

私の伊豆おすすめスポット

そういえば、伊豆といえば金目鯛が名物ですよね。定食屋に行くと金目鯛の煮付けとか、寿司屋に行くと金目鯛のにぎりとか、魚屋さんに行くと金目鯛の粕漬けとか、なんでも美味しいですよ!
稲取の漁港の朝市とかなら、あら汁とか魚焼いたのとかその場で食べられたり、海産物が買えたり、伊豆は魚介類好きにはたまらない所です。

あとは海で泳ぐなら下田の先の多々戸(たたど)浜とかおススメです。
白砂なので海が真っ青で、外国にいるようなそんな気分になれるかと。
観光なら田牛(とうじ)のサンドスキー場とか、お隣の龍宮窟とかも良いと思います。
自然に出来た絶景。非日常を感じたい方におススメしたいです!
イズ・レッド

次回予告
モネ・パープル 野村編 8月28日(金)

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ストア紹介

トリプル・オゥ

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