こんにちは。ハシュケです。

1933年にアルヴァ・アアルトが発表したスツール60が、このたびminä perhonenの生地をまとった「Stool 60 minä perhonen」として新たに発売されることとなりました。

現在予約販売受付中。10月23日（月）より順次発送予定です。

2008年から親交を重ねてきたartekとminä perhonen。

今回は、デザイナーの皆川 明が｢偶然の調和｣をコンセプトとして、座面と脚に心躍る色彩の組み合わせをつくりました。

経年変化を楽しめる生地dopから生地が選ばれ、美しい曲木の脚はさまざまなカラーリングが用意されて、スツールの脚の色と座面のdopが互いに調和していきます。

脚の天然木の部分は、年月を重ねることにより少しずつ飴色に変化したり、塗装がいい感じに薄れて味わい深くなっていきます。

座面に貼られたダブルフェイスの“dop“は、使い込むうちに表面の糸がすり減って裏面の糸が見えることで、年月とともに新たな表情を生み出します。


すり減った裏の糸との組み合わせは、こんな感じです。

“dop“とは、ミナ ペルホネンが開発した新素材の生地のこと。

モールスキンのファブリックを用いたダブルフェイスの生地で、椅子の張地としては、適正な強度を持っているものとなりますので、破れやすくなって いるわけではございません。

3年後になるのか、5年後か10年後か？は使用頻度で異なりますが、勿体ないから座らないというのではなく、愛着を持って日常的に使う存在になり、使う人や周りの環境と共に「美しく経年変化」することを目指しています。

皆川 明さんデザインのマスキングテープ & メッセージカードのノベルティも一緒に発送します。
どうぞお楽しみに！