朝、窓を開けた時の冷たい空気が気持ちのいい季節です。もうすぐ本格的な冬が近づいているのだなぁと感じます。
それと同時に気になってくるのが、足元の冷えです。お店にいらっしゃるお客様の中にも冷えを気にされたり、冷えとりをされている方も多くいらっしゃいます。
今日は、これからの時期におすすめしたい「重ね履き靴下」のご紹介です。
体の声を聞くこと
女性のからだは男性よりも筋肉量が少ないため、多くの人に冷えがあると考えられます。休むほどではないけど調子がイマイチだったり、なんだかいつもだるい。全身がこっているなど、、、
ついつい、しょうがないかと見過ごされがちな「ちょっとした不調」。からだを温めることで改善されるかもしれません。
「冷えとり」という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。一般的に、人は上半身の体温に比べて下半身の体温は低いのですが、下半身の温度がより低くなって温度差が激しくなると、いわゆる「冷えのぼせ」という状態になります。冷えを取るには、足元を重点的に温めて温度差をなくすことが効果的です。
「冷えを取る」とは、体の血流が良くなっている状態です。血流が良くなると、酸素が体に行き届いて代謝が上がって体温が上がります。また、老廃物を適切に排出できるようになるので、むくみも改善されます。そうすると体の免疫力もアップし、自律神経も整います。
重ねばきとは
このように「冷えとり」は様々な効能をもたらすため、近年非常に注目されている健康法です。
その「冷えとり」に効果的なのが、「重ね履き靴下」です。
単に靴下を重ねるだけではなくて、素材選びと形にポイントがあります。
1枚目はシルクの五本指を履く
2枚めはコットンの五本指を履く
3枚目はシルクの通常の形(先丸)靴下を履く
4枚目はよく伸びて締め付けない靴下を履く(コットンやウールなど天然素材ベースのもの)
天然素材をレイヤード
シルクを一番目に履いて、シルク→コットン→シルク→コットン…と重ねていくことがポイントです。シルクは綿の1.5倍の吸水性に非常に優れているため、汗を良く吸います。
【1枚目・2枚目】五本指を履くことで、指の間の汗もしっかり吸うことができ、蒸れも防ぐことができます。
【3枚目】
1枚目・2枚目の上にシルクを重ねることでさらに保温性が増します。
【4枚目】
4枚目はお手持ちの靴下を重ねていただきます。中に3枚重ねた上に履くので、よく伸びてしめつけない大きめサイズのものが良いです。
ORGANIC GARDEN|綿100%5本指の重ね履きインナーソックス
重ねばきのアウター(4枚目)におすすめのソックス
秋冬のおすすめは、パイルソックスです。コットンベースでふかふかとやわらかく、よく伸びます。お出かけの際は、ゴムなしソックスなどの薄手でしめつけないソックスと合わせていただくと厚みが抑えられます。重ね履きの靴下は天然素材をベースとするためどうしても色柄ものが少ないイメージがありますが、Hoffmannの25-27cmサイズなら素材にこだわりつつ足元も華やぎます。
ORGANIC GARDEN|スーピマ綿×ヤクのパイルソックス【靴下 ソックス】
ORGANIC GARDEN|スーピマ綿×ヤクのゴムなしソックス【靴下 ソックス】
冷えとりの時の靴
足元のボリュームが出てくるので、靴はいつもより大きめサイズのものを履いたり、紐靴なら少し紐をゆるく結んだり、サボや柔らかい革の靴などがおすすめです。
まずはお家にいる時のみ試してみるのもおすすめです。
たかが「冷え」されど「冷え」です。足元から労ってあげてください。
ストア紹介
yahae
東京・清澄白河にあるファクトリー直営の靴下専門店。すべて奈良・広陵町の自社工場で一点一点、丁寧に編み上げています。私たちが作るのは、1921年から引き継がれてきた私たちの「歴史」と、これから歩みたい100...もっと見る