※このイベントは終了しました。
2022年4月10日（日）・11日（月）の2日間、当店2階ギャラリースペースにて、
いとう写真館・伊東俊介さんによる新しい写真館を開催いたします。

今回の写真館のテーマは「じぶん」。
「お1人で写真に写る」というスタイルです。

1人で写真に写る機会って、普段なかなかありませんが
そんな機会をみなさまに持っていただきたいと、伊東さんと写真屋「monogram」店長・アズマの2人の思いからこの企画がはじまりました。

お渡しする写真は、撮影させていただいた写真の中から伊東さんが2枚を選び、
手札サイズの真四角写真にプリント、いとう写真特製の二面台紙にお仕上げいたします。

ご予約お申し込みは以下をご確認ください。

●開催日程
2022年4月10日（日）・11日（月）
12：00 〜 19：40
※40分ごとに受付、完全予約制
※上記以外のお時間をご希望の場合は、monogramまでご相談ください。

●お仕上げ
撮影させていただいた中から伊東さんが2カット選び、手札サイズの真四角写真（イメージ面：8cm × 8cm）を、いとう写真特製の二面台紙（17cm × 17cm）に入れてお仕上げいたします。
※撮影背景は黒と白をご用意しておりますが、2枚とも同色になる可能性もございます
みなさんのお手元に届くまで2ヶ月程度ほどお時間をいただきます。

●料金
16,500円（税込）

●ご予約の受付
以下ご予約応募フォームより、撮影希望日時（第1希望、第2希望）などを選択・記入し、お申し込みください。
スタッフが確認後、決定した撮影日時をメールにてお知らせいたします。
※今回の撮影は、お1人での撮影のみとなります。

〈じぶんの写真を残すきっかけを作りたい〉

いとう写真館の活動はそんな思いで始まりました。

最近個人の写真が無性に撮りたい願望が出てきています。

その人らしい、いい表情ってどんな写真やろう…
人と向き合うときは、そんな自問をし続けています。
鏡に映るじぶんと、他人に写されたじぶんその差はなんやろう…？
僕が思う回答は、
鏡に映るじぶんは自分がしたい、なりたい顔、なりたいじぶん。
写真に写されたじぶんは、他人から見た自分を確認するもの。
良くも悪くも、撮り手がその人をどう見てるのかが、写真には写るもんやなぁと、最近よくおもいます。
今までは振り返ると、ぼくは、この人のここが好きやなぁ…と思うときに
シャッターを切ってたんやなぁーって思います。

1人のじぶんとして、皆さんと向き合ってみたいと思います。

よろしくお願いします。

いとう　しゅんすけ

私が、伊東さんに「1人の写真を撮ってほしいです」とお願いして
撮ってもらうようになってから、10年ぐらいの時間が経ちました。
それから1年に1回、「いとう写真館」で撮ってもらうたびに感じること・思うことは、毎年、日々、変わり続けます。

「全部ええねん」と、伊東さんはよく言います。「ひとは美しい」と。
すごく疲れていたり、顔がまんまるで自分でびっくりしたり、そんな年の写真も、
伊東さんが撮った私が1人で写っている写真は、私のアルバムに残されていってます。
すごく疲れていたり、顔がまんまるでも、なぜだか、「私、なかなかいいやん」と思います。

わざわざ1人で写真に写るというのは、どういうことだろう？
たまに考えますが、結論のような答えは出せていません。それは日々、変わり続けるからです。
そこにその写真が在る、ということが、私を少し、元気にしてくれたりします。
伊東さんが撮ってくださる写真は「それでええやん」と、いつも教えてくれます。

1人で写真に写る機会ってそんなにないかもしれませんが、ぜひそういう機会を持っていただきたいと思い、
今回、こういった写真館を開催させていただくこととなりました。

自分のため、誰かのため、節目でもなんもなくても、なんでもいいのです。
今の自分を、撮っておきませんか？私は、全員撮りにきたらいいのに！と思っています。
今は思わなくても、「この写真があってよかった」と思う日がいつかくるかもしれないから。

写真屋「monogram」店長・アズマ

いとう写真館は、写真家・伊東俊介さんによる移動写真館です。

銀塩フィルムで家族の肖像を残していく移動写真館として、
ほぼ毎月期間限定で日本全国を巡り、様々な都道府県のお店やギャラリーで撮影を続け、
活動14年間で全国140回開催し、延べ8,000組の家族へ肖像写真を届け続けています。
monogramでは、2014年より毎年夏に「いとう写真館」を開催しています。