フランク・ロイド・ライトの建築をコンパクトなボディに凝縮したスタンド照明『TALIESIN(タリアセン) 4』。
ライトは自邸であるタリアセンの敷地内にあった体育館、ヒルサイド・ホーム・スクール(1902)を1933年に劇場に改装した際、高い天井から四角い箱と合板の遮光板で構成したペンダント照明を設計しました。
ライトは、ガラスやシェードを使わず柔らかな間接光を生みだしたこのペンダントを気に入り、
1952年に焼失した劇場を再建する際にも、同じデザインコンセプトのフロア照明『タリアセン 2』を開発。
こちらの『タリアセン 4』は、YAMAGIWAがフランク・ロイド・ライト財団の承認をもとに
このフロア照明をテーブルランプにリデザインしたもので、間接照明にも最適です。
ランプを覆ういくつものブロックで制御された上下方向の光がさらに遮光板に反射して間接光の心地よい明るさが得られます。
遮光板はブロックの上下どちらにも設置でき、下側に設置した場合にはアッパーライトとして
より上方向へ光が放射されます。
コンパクトなサイズ感で、日本の住宅環境にも馴染みやすいように設計されているのも特長のひとつ。
幾重にも重なる光と影のヴェールが美しく、間接照明用のスタンドライトとしてはもちろん
テーブルランプとしてもお使いただけます。
建築的なフォルムとあたたかみのあるチェリー材が見事に調和した佇まいも魅力的で、
照明を灯していない時にもオブジェのような強い存在感を放ってくれますよ。
Frank Lloyd Wright(フランク ロイド ライト)
「近代建築の三大巨匠」である世界的な建築家 Frank Lloyd Wright(フランク・ロイド・ライト)。
公共建築、高層建築、美術館、遊技施設、宗教建築、高級住宅から一般住宅にいたる多岐にわたる建築だけではなく、
家具や照明、テキスタイル、アートガラス、テーブルウェアもデザイン。
アメリカで多くの建築作品があり、日本では旧帝国ホテルや自由学園明日館などの作品でも知られています。
Frank Lloyd Wright フランク ロイド ライト(1867-1959)
ル・コルビジェ、ミース・ファン・デル・ローエと共に
20世紀を代表する三大建築家の一人として数えられるアメリカの建築家。
終生一貫して、より豊かな人間性の保証に寄与する建築、つまり「有機的建築」の理想を追求し続け、
生涯に1191にものぼる作品を遺し、その内の460作品が実現。
「デザインとは、自然の要素を純粋に幾何学的な表現手段によって抽象することである」という
氏の言葉からも分かるように、一貫して自然と建築の共存を提唱して有機的建築を数多く残しました。
その中でもTALIESIN(1911)はライトの理想が結集された総合建築で、2019年には落水荘やグッゲンハイム美術館とともに世界遺産に登録されています。
- カテゴリ
- インテリア > 照明 > デスクライト・クリップライト
- ブランド
- Frank Lloyd Wright
- サイズ
- W210×H212mm
- 重量
- 2.3kg
- 素材・仕上
- チェリー塗装仕上
- ランプ
- E12 クリア小丸電球Tタイプ 10W×3個
- 備考
- ・中間スイッチ付
天然素材を使用しているため、木目や色などに個体差がございます。予めご了承ください。
※こちらは、フランク・ロイド・ライトが設計した照明器具の正確な復刻シリーズです。
アメリカのフランク・ロイド・ライト財団の全面的な協力のもと、照明や家具を製造・販売している日本の企業 YAMAGIWAが現存する図面、現地調査、厳正な試作検査を経て、ライトの作品を現代に甦らせました。
YAMAGIWAがご紹介するフランク・ロイド・ライトの照明器具の全てには、シリアルナンバーが刻印された真鍮プレートが付いており、これはフランク・ロイド・ライト財団が認める正規商品であることの証です。
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