「とにかく布団は肌触りがやわらかいものが良い」、「家で洗える」、「薄いケットは心もとないから、適度な厚みが欲しい」、「軽いものが良い」、「肌にまとわりつかない」。

そんな寝具をもとめている方におすすめなのが、洛中 高岡屋の「2重スフレガーゼふとん」。当店では様々な夏の寝具をご紹介していますが、肌触りの良さは歴代ナンバーワン。日本古来の生活の知恵と、老舗布団屋さんの技術が詰まった一枚で、「肌触りが最高に良い！」という声を多数いただいています。

元々は一般的な掛布団よりひとまわり小ぶりな八分の五サイズのみの展開でしたが、つかい手のみなさまからの「この肌触りに全身をくるまれて眠りたい」、「シングルサイズが欲しい」というたくさんのご要望にお応えして、当店限定でシングルサイズを作っていただきました。

軽くて身体への負担が少ないので、ご年配の方も安心してお使いいただけます。

スフレガーゼふとんの大きな特徴のひとつは、とろりとしていてやわらかく、ふわふわな質感。他ではお目にかかれない抜群の肌ざわりの良さには、ふたつの理由があります。

まず特筆すべきは、側地に使われている「スフレガーゼ」と名付けられた綿100％の二重ガーゼ素材。一般的には機械が1時間ほどで行うことが多い、綿布の糊抜き、不純物除去、漂白、水洗などの工程を、職人が「和晒」という製法で4日間もかけて丹念に行っています。

大きな窯の中で4日かけて少しづつ精製されていきます。とても手間暇がかかる製法ですが、その分だけ繊維の1本1本を圧迫しないので布に無理な力が加わらず、布本来のボリュームが保たれたまま、ふんわりソフトな風合いに仕上がるんですね。

こうして手間暇をかけて作られたガーゼ生地は、上下2枚をところどころ噛み合わせながら織り上げて、1枚の布になっています。

布の間に空気の層ができるので、その分ふんわりとした風合いになるところがポイント。肌離れの良いさらっとした質感なので、肌にまとわりついて暑いこともありません。タオルケットや綿毛布などの毛羽などが気になる方にもおすすめです。

肌触りが良いもうひとつの理由は、「中綿」が入っていること。この中綿を二重ガーゼで挟んで作っているので、ふわふわな質感です。

中綿に使われているのはリヨセルとポリエステル素材。リヨセルは木材パルプが原料の植物由来の素材で、とろみのある質感なのが特徴。滑らかな肌触りは、このリヨセルのおかげでもあります。

また、中綿が入っている掛け布団というと、暑くないの？と思われるかもしれませんが、使っている素材は全て通気性と吸放湿性に優れている素材。側地もガーゼ生地なので、寝汗もしっかりと吸収してくれます。

薄手のケットは軽さが魅力ですが、掛けた時に心もとないと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。その点、こちらの夏ふとんは、適度に肉厚。この厚みに加え、すっぽり体を覆ってくれるサイズで、安心感を得ることができます。

厚みがあると重いのでは？と心配になるかもしれませんが、こちらは肉厚なのに軽いのが大きなポイント。一晩中こちらの布団で過ごしても、身体の負担になりにくく、お子様やご高齢の方でも安心してお使いいただけます。

季節の変わり目や、エアコンを付けた寝室では、寝る前にはちょうど良い室温でも、寝ている間にだんだんと手足が冷えてしまいがちです。夜中に目が覚めた時、足先が冷たくなっていた経験がある方も多いはず。そんな時に、こちらのふとんが活躍します。

全身をすっぽりと覆ってくれるシングルサイズなので、手足の先まで冷えから守ってくれます。寝返りを打っても余裕のある大きさなので、手足が布団からはみ出てしまうことなく、快適な夜を過ごすことができます。

これまで当店で取り扱ってきた既存サイズは、一般的な掛布団の8分の5の大きさでした。縦に使っても、足先が外に出るようなイメージです。既存サイズのつかい手からは「肌触りが良い」などと嬉しいお言葉をいただいた一方で、「シングルサイズも欲しい」というご要望もたくさんいただきました。

「小さいサイズでは、寝相が悪いと、そのうち体から外れた位置へ移動してしまう」、「個人的には全身くるまりたいので普通サイズもあったらよかった」といった声。そんな貴重なご要望にお応えし、今回はシングルサイズを作っていただきました。

また、昔からある中綿のお布団はご家庭で洗濯するのが難しく、カバーを洗濯して使用する必要があったり、お手入れの面倒さがネックでした。

一方でこちらの場合は、ご家庭の洗濯機で丸洗いできるのでお手入れが楽ちんで、布団カバーがいらないところもポイント。洗うほどにやわらかくなっていきます。また、縁に紐を結べるようになっているので、カバーを掛けることも可能です。

カラーはグレー、紫陽花（薄紫）、スモークピンク、ミントをご用意しています。

肌触りがさらっとしていて優しく、全身くるまっても蒸れにくい一品。春先や秋口などの季節の変わり目は肌掛け布団として、真冬を除けば毛布がわりに羽毛布団の下に掛けていただくのもおすすめです。

■商品についての注意事項
・ご使用のパソコンのモニターによって、実際の商品と色柄が異なって見える場合があります。予めご了承下さい。
・実際の色、質感、サイズ、重量には多少の差があります。予めご了承下さい。