お好きな刺繍をプラスしてお好みの布タグが作れます。
刺繍枠をはめる面が広く取れるのがポイント。
小さなものから18cmくらいの刺繍枠まで幅広くお使い頂けます。
フレームのキワキワでも刺繍しやすいので、ストレスなく楽しくステッチできます。

布はざっくりした雰囲気が魅力的なコットンです。ボール紙のような素朴さを目指しました。
適度に目が詰まって厚みがありつつ固すぎないので、刺繍もしやすいです。
フレームをカットした四方も刺繍に使えるので、四角いコースターやピンクッションなど、小物作りに活用頂けます。

◎サンプルの図案↓
左 アルファベット刺繍の本からI LOVE YOUのアルファベット「M」
右 「いちばんやさしい犬刺しゅう（エクスナレッジ/共著）」からダックス ※当店での取扱いなし

目打ちで穴を開けて紐を通してオーナメントやギフトタグに。
また、お気に入りの雑貨を飾るときに下に敷いて、刺繍をチラ見せするのもおすすめです。

ほつれないように、ミシン刺繍でフレームが刺繍されています。
完成したらフレームをカットするだけで使用できます。

いきなりキワを切るのがこわい場合は、大きくカットしてからじょじょに切り込みを深くしていきましょう。

万が一糸を切ってしまった時も慌てないで。
木工ボンドを竹串などにつけて、糸を布に貼り付けましょう。
あらかじめボンドを用意してから切り始めてもいいですね。

穴あけも目打ちでカンタン。

裏が見えるものなので玉結びはしたくない・・・という方のために「捨て針（捨て糸）」のテクニックをお伝えします。
主に埋める系のステッチはこの方法でOK。強度もバッチリです！

まず、これから刺繍していく部分を小さく1,2回縫い付けます。

裏はこんな感じに糸を残しておきます。
これで刺繍をする前の留めは完了。

普通に刺繍していきます。
最初に作った捨て針は早々に隠れてしまいます。

刺繍が終わったら裏に返し、糸が出ているすぐ近くをすくいます。
布は縫わず、糸だけすくってください。
これを2,3回、少し位置をずらして繰り返します。
これで、刺繍終わりの留めが完了です。
すくう方向はすべて、1つ目と同じにしたほうが強く留まります。

糸を替えるときは、黒い糸と同じ方法でもOKですし、写真のように先に刺繍してある糸に2,3回巻き付けてから刺し始めてもいいですね（巻きつけるのは裏側です）。
終わり方は、黒い糸と同様に。

最後に、裏に残った捨て針が気になる場合はカットします。

なお、ステッチの種類、またどのステッチから刺繍しはじめるかにより、捨て針の方法もさまざまです。
捨て針が使えない場合もありますので、ご参考としてご利用ください。