ざるづくりを得意とするブランド「Three Snow」がつくる、「ゆであげバスケット」。深さのあるざるに、長い持ち手がついたような形をしています。

ゆであげバスケットの良さは、鍋にセットした状態でそのまま茹でて、水切りまでできること。

水がたっぷりと入った鍋は重く、湯切りのために持ち上げるのが大変ですよね。シンクが洗い物で埋まっているとざるの置き場に困ることも。そんな時でも、ゆであげバスケットを使えば、バスケットを持ちあげるだけで一度に湯切りをすることができます。

また、茹でた食材を別の鍋にうつす時にも便利。パスタを茹でて、鍋の上で湯切りし、ソースが入ったフライパンにパスタ入れる、といったシーンでも非常にスムーズです。

長めの持ち手がついているので、茹でた麺をあげて湯切りするときも熱くありません。ざるにはしっかりと深さがあるので、湯切りで上下に振っても食材が飛び出しづらいですよ。

また、この持ち手をひっかけて吊り下げられるので、手にとりやすい場所に置いておけるのもポイント。茹でものの時だけではなく、葉野菜を洗ったり、下ごしらえした材料をいったん入れておくのにも重宝します。

市場に類似の製品はいくつかありますが、中でもThree Snowのゆであげバスケットは網目が粗目に作られています。

網目が細かすぎると、沸騰したお湯が外側に逃げてしまい、食材が茹で上がらないんだそう。そこで、きちんと食材が茹で上がり、しっかりと湯切りができる目の粗さを追求。なおかつ、手入れが簡単でシンプルなデザインを実現するために、補強線がなくても強度のある金網を使っています。

つくり手は「新越ワークス」。金属加工の街・新潟県燕三条で50年以上、業務用の金網製品を専門に作ってきた会社で、いわばざるづくりのプロフェッショナルです。一般的には「他の製品で使った金網」を使うことも多いらしいのですが、その製品ごとにベストな金網選びができるのは、さまざま金網製品を取り扱っている新越ワークスだからこそです。

お値段もお手頃でありながら、国産メーカーらしい質実剛健なつくり。日々の料理を助けてくれる一品です。

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