砕くことであらわになる、命の内側。
今まで知っているのとはまるで違う姿。
自然の草・枝・花・実を乾燥させて生まれる「ドライボタニカル」。
たおやかな美しさとしなやかな存在感を放つ工芸品のような植物たちが、さらなる変化を遂げてゆく。
砕いて、小さなカケラへと。
繊維状になったり、違う色になったり。
ゴツゴツしていたり、ふんわりとしていたり。
そんな表情を丸ごと閉じ込めて、キャンドルに仕立てました。
ずっと知りたかった、植物が内に秘めている表情。
その表情と、それを見せてくれるまでの過程が、面白すぎて素敵すぎて。
なんとかこれをお届けしたいと思ったことが、土と風の植物園のキャンドル制作のきっかけです。
アレンジメントキャンドルは、ミニキャンドルよりもふた周りほど大きいサイズ感。
手のひらいっぱいに乗るくらいの大きさです。(W7.5cm×H7.5cm)
ミニキャンドルと並べると、親子みたい。
いくつか組み合わせて飾っても可愛いですね。
大きく存在感があるので、フラワーアレンジメントのような感覚で飾れます。
それぞれに、粉砕する前のドライボタニカルを乗せてお届け。
ただのキャンドルではなく、ドライボタニカルを飾る器としての役割も果たしてくれます。
元の姿と、粉砕しているものとの違いを楽しんでいただけたら。
華やかながらシックな雰囲気もあり、インテリアのほか、仏壇や墓前などに供えていただくこともできます。
使い込むほどに色の深みが増していくシタン(紫檀)製のキャンドルスタンドに飾ると、温かみがありながら、格調高い雰囲気になるのでこちらもおすすめ。
もちろん、キャンドルとして癒しのひと時を楽しむこともできます
アレンジメント・キャンドルは、ウッド芯。
揺らぐ炎とともにパチリ、パチリと響く音に癒されます。
蝋燭(ろうそく)の芯に火を灯す際は、ドライボタニカルを取り外してくださいね。
*燃焼時間は約15時間です
アレンジメント・キャンドルは、定期的に新しい仲間をお出迎えしています。
今お届けできる3つの顔ぶれをご紹介。
どれも気持ちが明るくなる色合いですよ。
火を灯さなくても、心がぽっと明るくなる。
幸福感をたたえたミモザの花は、そんな存在かもしれません。
花と葉っぱを軽く粉砕して、蝋に混ぜ込みました。
花のつぶつぶ感だったり、葉の形をあえて残して、思わず触れたくなるような見た目に仕上げました。
ミモザはミニサイズもご用意しているので、一緒に並べて飾ってもきっと可愛いですよ。
画家ゴッホが描いた[ひまわり]を彷彿とさせることから、“ゴッホのひまわり”と名付けられた品種。
歪んだ線や先端がつん、と尖った花びらには、ゴッホ自身の内面のゆらぎが現れているかのよう。
ドライにした時の方が、ゴッホの筆のタッチや色づかいに、より近いのではないかと感じます。
蝋の中には、粉砕した向日葵の茎を混ぜ込みました。
ゴッホが大切にしていただろうなっていう色合いや風景のイメージも、一緒に閉じ込めて。
見る人の心を惹きつける、深い赤。
可愛らしさと、大人っぽさを兼ね備えたサンキライは、お正月飾りにもよく使われる人気の植物。
実と枝を粉砕し、カットした茎と一緒に、蝋に混ぜ込みました。
ざらりとした側面の質感と、つるりとした実の質感の対比が面白い。
サンキライは、つるを伸ばして周囲に生い茂っていく繁殖力の高さから、「不屈の精神」という花言葉を持っています。
その前向きで力強い姿から、きっと元気をもらえるはず。
ドライボタニカルは、もともと無駄になるものがないもの。
全てをお客さまにお届けして、ひとつひとつの表情を楽しんでほしいという想いがあります。
ただ、スワッグなどのアレンジメントや定期便を作成する中で、どうしても束ねることが難しいサイズのものが出てきます。
また、経年変化があることでオンラインショップで販売するのは難しいものがあるのも事実。
今までも、花屑のドライフラワーとして販売するなど、活用法を探ってきましたが、ご注文が増えるにつれ、それでも余ってしまうように。
そんなドライボタニカルを原材料に、このキャンドルはお作りしています。
全て手作りだから、上の部分がちょっぴり欠けていたりいなかったり、蝋へ色素が染み出ていたりいなかったり。
草花や私たちの姿かたちがひとつひとつ違っているように、このキャンドルもひとつひとつが違っています。
手にとって、間近で眺めて。
その差や、わたしたちがまだ知らない表情を愉しんでもらえたら嬉しいです。
ボックスもロゴ入りのオリジナル。
大切な人への贈りものにおすすめです。
ホワイトのタグは、鳩目つきのワックスペーパーに蝋を手作業で染み込ませて作っています。
ひっそりとお花の名前も記載しているので、飾る時にぜひ見てほしいポイントです。
candle MIMOSAの清田 紗樹子さんは、キャンドルをはじめ、ワックスサシェやアクセサリーなどを制作。
岡山でアトリエ兼ショップを構えられています。
この度ご縁があり、制作をお願いしました。
"キャンドルはドライボタニカルを飾る器にもなる"
"土と風の植物園らしく、ドライボタニカルがもっとメインになってもいいのでは"
店主山崎の意図と、清田さんのアイデアがリンクして、今回の「アレンジメント・キャンドル」が完成。
ご縁と対話のたまものです。
Candle MIMOSA清田さんはじめスタッフのみなさん、改めましてありがとうございました!
ゆたかな土に育まれた植物がやさしい風に包まれてドライになる。
時間とともに表情を変えていく自然の色と香りの不思議。
ドライフラワーのもつ、たおやかな美しさとしなやかな存在感をもっと暮らしにとり入れて楽しんでほしいー、
そんな想いから土と風の植物園は生まれました。
日常の中に、自然のかたちが存在する豊かさに触れる場所や、きっかけをつくりたいという想いを込めて商品をお届けしています。
静かに時を経て、<生>から<ドライ>へと姿を変えた花たちをひとつひとつ選び、組み合わせるワクワクをたくさんの方と共有できることを願っています。
- カテゴリ
- インテリア > ガーデニング > ドライフラワー・生花
- ブランド
- 土と風の植物園
- 本体サイズ
- W7.5cm×H7.5cm
- 箱のサイズ
- 15.5㎝×9㎝×H8㎝
- 燃焼時間
- 約15時間
- ご注意点
- ・小さなお子様やペットの手の届かない場所でご使用ください。
・エアコンや窓辺などの風のあたる場所や、不安定な場所での使用は避けて下さい。
・連続で1時間以上の使用はお避けください。長時間連続での点灯は外形の崩れに繋がります。
・芯は常に中心に保ってください。中心からずれた場合は火を消してピンセットなどで中心に戻してください。
・キャンドルの底を1cmほど残した状態での使用はやめてください。
▲左がミニキャンドル。並べると親子のようなサイズ感。