ベッドまわりの肌に触れるものは、必ずリネン製のもの。さらっとして心地よくて、ベッドに入る瞬間が幸せになる。
そんな話をいろんな方から聞く機会が重なり、リネンの寝具を探した中で出会ったのが、「Cadeauya(カドヤ)」のベッドリネンでした。
麻は、繊維として使えるようにするためにとても手間のかかる素材。大量生産に向いていないため、特にシーツや掛け布団カバーなど生地をたくさん必要とするものはそれなりに高価になります。
でも、Cadeauyaのリネン製品は、一般的なリネンの寝具の中でもお求めやすい価格。価格が抑えられる理由は大きく二つあります。
リネンは、フラックスという一年草から採られる繊維。6月頃に青くてかわいらしい花を咲かせます。
Cadeauyaは、リネン製品だけではなく、フラックスから採れる種から「亜麻仁油」、落ち綿から「タバコの巻紙」と、原料を余すことなくものづくりをしています。そのため原料を安く仕入れることができ、素材の強みもよく知っています。
Cadeauyaのリネン製品の原産国は主に、ベラルーシ。文化や社会制度の違いがあるため、ビジネスの参入障壁が高く、まだまだ麻の価格が安いのだそうです。ベラルーシは、リネン製品で有名なリトアニアの隣にあります。実は、このリトアニアへ多くの麻を輸出しているのが、ベラルーシ。フランス、ベルギーに継いで世界で3番目に多く麻を生産しています。
なので、価格が安い=品質が低い、というわけではないということをご理解頂いた上で、リネンの寝具の心地よさを試して頂きたいな、と思います。
ベッドで使う布製品の総称として「ベッドリネン」という言葉があるほど、リネンは寝具として長年愛されてきた素材。使いやすく、心地よく眠れる理由があります。
汗をかいても、天然の抗菌・防臭性があるのもうれしいポイント。吸水性、吸湿性、発散性、どれも優れている麻。水分や汗を素早く吸い取りすぐに発散してくれるので、「余計な熱や湿気をこもらせない」という快眠の条件にぴったりで、いつでもさらっとした肌触りです。
その吸水性や吸湿性が活きるのは夏だけではありません。布団の中に熱がこもって寝汗をかきやすくなる冬場、汗や湿気を吸い取って快適にしてくれるんですね。
また、洗濯物が乾きづらい季節でもすぐに乾くので、ベッドリネンの洗濯頻度が高いご家庭は、冬でもリネンのシーツが手放せない!ということも多いそう。繊維の中が空洞になっていて暖かい空気をためることができるので保温力にも優れているんです。
洗濯すると、麻独特のシャリ感はありながらもやわらかい質感に。麻は天然繊維の中でも一番丈夫で、耐久性はコットンの2倍、ウールの4倍と言われています。日々の洗濯にもしっかり耐えて、洗うごとにくたっとした柔らかさがでて、風合いが良くなっていきます。
ピローケースの色は清潔感のある「ホワイト」、麻本来の色を生かした「ナチュラル」に、さわやかな「ブルーグレー」「ラベンダー」の4色。サイズは43×63cmと50×70cmの2サイズ展開です。
ブルーグレー・ラベンダーは封筒式のデザインです。あまった部分は中に折り返してご使用ください。
同じシリーズのシーツや掛け布団カバーもご用意しておりますので、ぜひあわせてご使用くださいませ。
「ナチュラル」は染めを行わず、天然繊維そのものの色味を活かして作られています。生産時期やロットによって濃淡が多少変化いたしますため、ご了承の上お買い求めくださいませ。
■商品についての注意事項
・ご使用のパソコンのモニターによって、実際の商品と色柄が異なって見える場合があります。予めご了承下さい。
・実際の色、質感、サイズ、重量には多少の差があります。予めご了承下さい。
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