グラスの下にコースターがあるかないかで、その場の雰囲気に差が出ます。紙やコルク、木製などさまざまな素材がありますが、涼やかな雰囲気のある金属製のコースターもおすすめ。中でも保堂（たもつどう）のコースターは、金属の中でも耐食性に優れた銅や真鍮を用いている為、長く気軽に暮らしの中で使い続けていただけます。凛と洗練された印象なので、出しっぱなしが様になるのもポイントです。

グラスの水滴を受け止めるという役割がある以上、金属製だと「錆びてしまうのでは？」と気になるかもしれません。こちらは、金属の中でも錆びや腐食に強いとされている銅または真鍮製なので安心です。ちなみに、水濡れによる変色はクリア塗装を施すことでカバーされています。ただ、銅や真鍮の持ち味と言えば、空気や人の手に触れることで生じる経年変化。もちろんお楽しみいただけるのですが、クリア塗装の都合上そのペースは少しのんびりになります。その分、変化の過程をじっくりと味わいつつ育てていただければと思います。

シンプルなコースターは一枚の板状であることが多い中、こちらは縁をわずかに立ち上がらせているのも特徴です。この小さな工夫のお陰で置いたグラスの収まりがよく、流れた水滴がこぼれる心配もありません。

そして、単独で見ると小皿のような表情なので、ちょっとしたお茶請けをのせたり、外したアクセサリーを置いたりといった用途にも向いています。「来客時くらいしかコースターは使わない」という場合もさることながら、「よく使うから出しっぱなしにしたい」という場合にも気の利いた仕様です。

長く使えて、用途も限定しない使いやすさを考えると、複数枚揃えたくなるものではないでしょうか。でも、こちら繊細でとても上品。なんとなく高級感がにじみ出ているので、いくつも買い揃えるのは勇気がいりそうな佇まいをしています。ところが蓋を開けてみると、見た目の高級感に反して手に取りやすい価格です。しかも、厚みは1.1mm、縁を含めても3ｍｍと非常に薄く、収納場所もとりません。

バリエーションは、黒銅色・銅・真鍮の3つをご用意しました。異なる表情の3つを並べたり、同じ色で揃えたり、シンプルですがコーディネートの幅は広めです。また、いずれも経年変化によりひとつひとつ異なる味わいを増します。ぜひ、それもお楽しみください。

保堂のコースターは、おもてなしに重宝するのはもちろん、いつものティータイムもちょっと上質で特別な時間に変えてくれます。何より、シンプルなのでどんなグラスやカップとも高相性。耐久性も使い勝手も上品に輝く一品です。

製造工程の都合上、細かな傷や、小さな黒い点が見受けられることがございます。良品と判断したものをお届けさせていただきますので、ご了承くださいませ。

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