リビング、キッチン周りの雑多な物を美しく見せる、多目的な箱。
越前漆器の角物技術を活かしつつ角度を工夫した現代らしいすっきりとしたスタイリングです。
上から見ると平行四辺形の形状は、目に留まりながらも主張し過ぎない絶妙なバランス。
パースを崩すことで本来直角に見えるはずの角物に違和感を与え、シンプルな佇まいでありながら、額縁のように中に入れたものが不思議とまとまって見える抽象的な箱です。
ConcreteとBrickのお色は、シナ合板にウレタン塗装をし、ざらざらした質感のある仕上げになっており、梨地のような表情をしています。
Naturalのお色は、ブナの木本来の色味や風合いを尊重し最低限での仕上げとなっています。
ですので、木目や色などの木の表情に個体差があります。
製造は、越前漆器の産地である鯖江市河和田地区の木工所が手がけています。
越前漆器の角物技術を活かしつつ角度を工夫し現代らしいすっきりとしたプロダクトに仕上がっています。
プロダクトデザイナー。金沢美術工芸大学卒業。Royal College of Art, Design Products科修了。パナソニック株式会社、IDEOロンドン、ボストンオフィスを経て2014年にGEN SUZUKI STUDIOを設立。
スタジオを自宅に併設し、生活とデザインを隔てないアプローチで、Herman Miller, Casper, Omronなど国内外の企業と協業している。
GERMAN DESIGN AWARD金賞、IDEA賞金賞、クーパーヒューイット国立デザイン美術館永久収蔵など受賞多数。
多摩美術大学、武蔵野美術大学非常勤講師。
2021年 D&AD賞プロダクト部門審査委員長。
越前漆器の産地、福井県鯖江市の河和田地区で、約300年もの間、漆器業を営んできた「株式会社セキサカ」と国内外で活躍するデザイナーとの協働で、 商品開発を行うプロダクトブランド「SEKISAKA」。
鯖江市の漆器産業は、時代の変化に応じて、この半世紀で大きな変化を遂げ、漆器産業から派生した様々な製造技術が存在する、多様性のある産地となりました。
SEKISAKAは、広義の意味での漆器にまつわる様々な製造技術を新たな視点で再解釈して活用することで、現代のライフスタイルに合わせた新しいプロダクトを作っていきます。
- カテゴリ
- 生活雑貨 > インテリア雑貨 > デスク収納・小物置き
- ブランド
- SEKISAKA
- サイズ
- Tall:幅20.5 x 奥行き10.9 x 高さ9 cm
Long:幅27.2 x 奥行き10.9 x 高さ7 cm
- 素材
- Concrete、Brick:シナ合板、ウレタン吹付塗装
Natural :ブナ、水性塗料
- 生産
- SEKISAKA
- デザイン
- 鈴木元
- 原産国
- made in Japan
- 使用上の注意
- ・木材を使用し手作業で製造しているため、木目や形状、色味、風合いに個体差があります。
・濡れた際はすぐに拭き取り、水に浸したままにするのはお控えください。
・乾燥や温度変化により木材に反りが生じることがあります。
・変形変色、劣化する恐れがありますので直射日光の当たる場所を避け、50度以下の場所で使用および保管してください。
Tall(幅20.5 x 奥行き10.9 x 高さ9 cm)