長時間の立ち仕事や、たくさん歩いた日には足が疲れてしまう。デザインは好きなのに歩くと疲れやすくて、履き心地を諦めている靴がある。
そんなお悩みのある方に、ぜひ試してほしいのが「ricca」のインソール。婦人靴企画の経験を活かして作られた、足が持つ力を活かしてくれるインソールです。
そもそも足が疲れる理由は「足裏のアーチの崩れ」にあります。
足裏には3つのアーチがあり、着地時の衝撃を吸収してくれたり、蹴りだす動作をサポートしてくれたりと、足の疲労を軽減する機能を持っています。でも、筋力の低下や、足に合わない靴を履き続けるなどでこのアーチが崩れてしまうと、歩いた時に疲れやすくなったり、膝や腰に負担がかかってしまいます。
立体的な構造でアーチをサポートし、足裏の機能を発揮する手助けをしてくれるのが、riccaのインソール。一般的なインソールと比べてもアーチの形がしっかりとつけられており、この凹凸が足にフィットします。このインソールを使うことで具体的にどう変わるかというと、下記の3つ。
足指から地面に着地するようになり、足指を使う歩き方に変わります。足の蹴りだす力(バネ)を活かした歩き方ができるので、疲れづらくなります。
かかとや足裏の一部に偏っていた重心が足裏全体に分散されるため、立ち仕事が楽になります。
足は内側に倒れやすい構造になっています。土踏まずのアーチを支えることで、疲れてくると内側に倒れやすくなる足を支えてくれて、姿勢の崩れを防いでくれます。
多くのインソールにはスポンジやウレタン等の柔らかい素材でできています。加工がしやすく安価でクッション性があるというメリットがありますが、体重を支える硬さが足りないものが多く、洗えずへたりが早いため、寿命も1〜2年程度です。
一方、こちらは硬度のあるシリコン製、形の調整が難しく高価になってしまうという生産上の難しさがありますが、しっかりと体重を支えてくれて、長期使用でも形状変化が少なく機能が損なわれづらいのが最大の特徴です。また、水洗いできるので長く清潔にお使いいただけます。
つま先まであるフルインソールではなく、土踏まずの部分までのハーフインソール。フルインソールは、使える靴が限られたり足を入れる部分が狭くなってしまったりする一方で、ハーフインソールは靴のつま先の形状を気にせず幅広い靴に対応可能です。
多くのインソールはメンズ・レディースやS・M・Lなどというようにざっくりとしたサイズ展開となっていますが、こちらは23cm〜27cmまで1cm刻みの展開です。フィット感が高く、より足に合ったものをお使いいただけます。
高機能インソールは主にスポーツや健康目的に用いられるため、派手な配色や野暮ったいデザインのものが多く、普段履きの靴には合わせづらいもののがほとんどです。こちらはグレーでどんな靴にも合わせやすいニュートラルなデザイン。外出先で靴を脱ぎ履きするシーンでも気にせずお使いいただけます。
つくり手は、靴メーカーの企画、オーダーインソール製作、シューズデザイナーと幅広く「靴」の仕事をしてきた宮島倫加さん。今は靴業界を離れ、革雑貨の作家として活動をされていらっしゃいます。
作家として座って作業をする時間が増える中、たまの外出時に以前より疲れやすくなっていることに気が付いたそうです。そこで、自分の足に合わせたインソールを製作したところ疲労感が軽減されたことから、インソールの重要さを再認識。でも、人に勧めたいものが見つからず、無いならば自分が作らないと!と、これまで婦人靴業界で培った経験を活かしたインソールづくりを始められました。
ちなみに、ビルケンシュトックなど、インソールがしっかりとした靴は海外の人の足をベースとして作られていますが、こちらは日本人の足をベースに作られているため、更にフィットしやすくなっています。宮島さん自身の足をベースに3Dプリンターで試作を作り、さまざまな人に試してもらい修正を繰り返し、50以上の試作を経て製品化されました
使い方は、インソールの左右を確認し、靴の踵に合わせてセットするだけ。靴を履いたらトントンとかかとを合わせ、インソールがずれないように靴紐をぎゅっと結んでください。ハーフインソールのため履くときにずれることがありますが、シリコン製で滑りづらいため、履きづらさはそこまで感じないと思います。
・スニーカーやレースアップなど、紐やストラップなどで甲の調整ができる靴
・ヒール高3cm以内の靴
・インソール装着面(中底)がフラットな靴
にお使いいただけます。
実際に3カ月ほど使ってみましたが、一般的なインソールと比べてアーチがしっかりとついているからか、使いはじめは内側の土踏まず部分が少し痛く感じました。1週間ほどすると足が馴染んだのか気にならなくなり、むしろアーチがあることで心地よく、歩きやすく感じるように。インソールが靴と足の隙間をぴったりと埋めてくれるため靴の中で足がぶれない、という良さも実感しました。
宮島さんいわく、「使いはじめについては、最初から大丈夫な方とそうでない方がいます。なので最初から長時間履くのではなく、通勤時やちょっとした買い出しなど、少しづつ使用時間を長くして慣れていくことを推奨しています。」とのこと。
体に良いからといきなり激しくストレッチをしても筋肉痛になるように、少しづつ慣らしながらアーチを育てて疲れにくい足を作るイメージなんだそう。歩行を助けるだけではなく、足裏のアーチを育てる役割を担ってくれるんですね。
ギフトにぴったりな箱に入れてお届けします。歩く機会が減り筋力が落ちてくる、両親世代への贈り物としてもおすすめできるインソールです。
■商品についての注意事項
・ご使用のパソコンのモニターによって、実際の商品と色柄が異なって見える場合があります。予めご了承下さい。
・実際の色、質感、サイズ、重量には多少の差があります。予めご了承下さい。
- カテゴリ
- ファッション > レッグウェア > その他レッグウェア
- 商品仕様
- ■素材/原料 :シリコン製
■サイズ :
【23】 22.5~23.5cm
【24】 23.5~24.5cm
【25】 24.5~25.5cm
【26】 25.5~26.5cm
【27】 26.5~27.5cm
■原産国 :日本
- 注意事項
- ■ご使用のパソコンのモニターによって、実際の商品と色柄が異なって見える場合があります。予めご了承下さい。
■ご使用中に痛みや違和感を感じた場合はご使用を中止して下さい。
■本製品は治療用ではありません。血行障害・糖尿病の方、また足裏に傷・湿疹・はれもの等のある方は医師にご相談下さい。
■繊維やほこりが付いたら、アルコールタイプのウェットティッシュまたは粘着テープで除去して下さい。汚れが気になった場合は中性洗剤で洗浄して下さい。
【サイズ選びについて】
1cm刻みのサイズ展開ですが、23.5cmの方の場合、普段の靴選びで23寄りの方は「23」、24寄りの方は「24」をお選びいただくことをおすすめいたします。
それでももし悩まれた場合は小さいサイズをおすすめ致します。本製品は骨の位置で凹凸を設定しているため、ワイズ(甲幅)が広く普段ワンサイズ大きめの靴を選んでいらっしゃる方の場合、小さいサイズがフィットすることが多いです。
軽く力を入れると曲がるくらいの、しっかりした硬さです