家にすり鉢はあるけれど、滅多に使わないという方は多いかもしれません。逆に使うけれど、食材が溝に詰まるからお手入れが「とにかく面倒！」と不便を感じている方も多いのではないでしょうか？

そこでおすすめしたいのが、かもしか道具店が作った画期的な「すりバチ」です。特徴は、最大のネックとなる「溝」がないこと。溝がないから詰まらないし、和え物やドレッシング作りにも便利です。また、そのまま器として食卓に並べても様になります。

すり鉢とは、素材をすりつぶして粒子状やペースト状にする為の調理道具です。通常は内側に「櫛目」と呼ばれる細かい溝があります。この溝にすった食材が詰まってしまうから取り出しにくいし、洗う時も手間がかかるというのがネックでした。

ところがこちらには、この溝がありません。つくり手が溝のない乳鉢で釉薬の色味を調整している際に、「溝がないのにすれている」ことに気が付いたのが開発のヒントになったのだそうです。溝がないので、もちろんすった食材が詰まる心配はなく、簡単に取り出せるし、楽に洗うことができます。

また土台に重心をおいた構造と縦横比にこだわった安定する形になっている為、縁を押さえず両手ですりこぎを操ることができるのもこちらならではの良さ。だからこそ、溝がないのにしっかりすることができます。

溝がないすりバチは、詰まらない他にも嬉しいことがまだまだたくさんあります。例えばゴマをすった後、そこに野菜や調味料を入れて和えることもできるし、すりバチっぽさが希薄なビジュアルだからそのまま食卓に出すこともできます。

また、注ぎ口があるので、自家製ドレッシングを作ってサラダの横に添えたり、ハンバーグなどの肉料理のたれを作って出すのにもおすすめです。

すり鉢は、ゴマをする為の道具というイメージがあるかもしれません。だから、持ってはいるものの使うことはほぼなく、ただ場所をとっているだけ……ということも多いのではないでしょうか。ですが実は活躍シーンはそれ以外にもたくさんあります。ジャガイモを潰してポテトサラダを作ったり、ゆで卵を潰してタルタルソースを作ったりといった時にもすり鉢は重宝するのです。

そして、溝のないこちらはそうした時にも詰まりにくく扱いやすいのが強み。ペースト状にする必要がある赤ちゃんの離乳食作りにも、準備から器としてまで使えるこちらは便利だと思います。

カラーは、藍・白・黒の3色をご用意しています。白と藍はツヤ感があり、黒はマットで、釉薬の違いにより質感が異なります。サイズは、だいたい4人分の胡麻和えに必要なゴマがちょうどよくすれるくらい。尚、専用のすりコギは別売りとなりますのでご注意ください。

かもしか道具店の「すりバチ」は、すり鉢に対する印象を変えてくれる新しい調理道具です。ゴマをするだけにとどまらず、様々な調理で活躍し器にもなってくれるから、「滅多に使う機会がない」ということがありません。ちなみに、陶器だから電子レンジも使用可能です。ぜひ、溝のないすりバチでお料理の幅を広げてみてください。

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