19世紀末から20世紀初頭にかけて見られるような古い作業着に美しさを見出し、その美しさの背景にある思想やウィットさ、ユーモアを織り交ぜたデザインをするASEEDONCLOUD（アシードンクラウド）。

2009年創業、デザイナーでもある玉井健太郎氏が子供の頃に初めて作った絵本「くもにのったたね」から由来しこのブランド名となりました。ひとつひとつの衣服に"お客さまの生活に花を届けたい"という気持ちを込めて、製作をしています。

素材は天然素材をベースに、時には時代観のあるものを。また時にはアンティークから再現したのものを使用しています。毎シーズン、様々な職業のライフスタイルからイメージして、その生活の匂いをスパイスとしてデザイン。

使い手が使いやすく、仕事着としてだけでなく、どんな場所においても美しく居られるような、機能性と美しさを兼ね備えています。

ASEEDONCLOUD（アシードンクラウド）は、デザイナー玉井健太郎氏が子供の頃に作った絵本「くもにのったたね」に由来するブランド。19世紀末から20世紀初頭の作業着に美しさを見出し、天然素材やアンティーク生地を用いて、機能性と美しさを兼ね備えたデザインを提案しています。

2024年秋冬コレクションのテーマは「お茶」と「霧」。18世紀前半のティーガーデンから着想を得て、霧の中に癒しを求める人々のために開かれる移動式ティーガーデンの物語が描かれています。霧の収集家が開く特別な場所での癒しが、今回のコレクションにインスピレーションを与えています。

霧の収集家が実験する際に着用していたとする白衣をイメージして作られたというキルト生地のロングコート「Laboratory coat Sankayo embroidery quilt」。中綿と表地をクロスステッチで留める刺繍が施されたこのキルトは、防寒性を重視しながらも、見た目にも美しいデザインを兼ね備えています。

山にて、直径2cmほどの小さな白い花を咲かせる山荷葉。雨に濡れると透明になるという不思議な特性を持ち「スケルトンフラワー」とも呼ばれるます。2024コレクションにて冬の寒い時期に山の中で山荷葉を頼りに、霧のある場所を探し求める物語からインスピレーションを得て、このデザインが誕生しました。

栃木県にある多色刺繍機を使って、何色もの糸を使った複雑な柄を絶妙に組み合わせてハンドカットで仕上げられた贅沢なキルト生地。ベースのナイロン地は、ベテラン職人によるこだわりの染色技術で仕上げられています。

小さな釜を使って染色し、天日干しで乾燥させることで、独特のムラ感やシワ感が生まれ、温かみのある風合いが感じられます。染色や風合いの全工程に職人の手が加わり、素材の魅力が最大限に引き出された生地です。

冬の寒い時期に、スキーウェアのような防寒性を持ちつつも、美しさを備えたLaboratory coat Sankayo embroidery quilt。刺繍や染色など細部までに手仕事の温もり感じられる、ASEEDONCLOUDならではのこだわりの詰まった一着です。

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