リネンコットン生地で、軽やかなコートをお作りしました。
ボタンを閉じれば、ワーク感を楽しむワンピースにも早変わり。

リネン好きにはたまらない一枚。
季節の空気が味わい深くなるような、特別な生地感をお楽しみください。

昨年から新たにスタートしたリネン素材のシリーズ。
自然素材に思いを持ったお客様のなかでも、「リネン」の着心地を待ち望んでいる方が多くいらっしゃいました。
そんなたくさんの声が海を越えて、フェアトレードパートナーであるインド・Kalatmakの人々の強い熱意により、ようやく実現が叶ったシリーズです。

今季はリネンコットンの生地で登場。
リネンならではのシャリ感に、日常づかいに嬉しいコットンのワーク感を重ねました。

ざっくりと羽織れば、サマになるリネンコート。
ロングシーズンでお楽しみいただけるよう、軽やかな8分袖でお作りしています。

季節の変わり目には、リネンのシャリ感ある肌ざわりが気温の変化をやさしく調整してくれるはずです。

ボタンを留めれば、襟元がポイントのワンピースに。
ディテールのデザインが光る、こだわりの一枚が着こなしの主役になってくれます。

お庭で仕事をする人のイメージを、さりげなくデザインに込めました。
ワーク感のある襟元は小ぶりにして、可憐さもひとさじ残して。

四角いポケットと、ウエストの切り替えパーツで、ワンピースに表情が生まれました。
切り替えは高めの位置にしたことで、スタイルアップ効果も期待できます。

袖口にはスリットを入れて、手元を涼し気に。
一折しても、メリハリが出ておすすめです。

ポケットは内布を固定したことで、羽織ったときに内側から見えないように。
日々の機能性にもさりげないこだわりを。

外へ出かけるワクワク感と、リネン生地を活かした心ときめくおしゃれ。
どちらも大切に、デザインに込めました。

後ろのウエストラインには、蔓(ツル)をイメージした植物ディテールを。
リネン生地に、インドの手刺繍の蔓が美しく絡まっています。

Kalatmakだからこその愛しいディテールです。

インド伝統のチカン刺繍を、村の女性たちがそれぞれの住居で、一針一針、丁寧に縫い上げました。
現地では、繊細な刺繍を施していくための下書きとして、木彫りのスタンプが使われています。

まずは定番のデニムとともに。
肩ひじ張らずカジュアルに、ほどよいこだわりを持った日常スタイルです。

風合いあるサンドベージュが、花柄ワンピースをやさしく額装しているようなスタイリング。
2色のメリハリも素敵です。

ボタンを閉じてリネンを主役に。
ちらりと見える花柄も、なかなか素敵です。

鮮やかなブルーは、涼やかなストライプパンツと合わせて。
春夏のグリーンが多い風景でも、街中でも、一目置かれる存在感を。

こちらも白と寒色で揃えたスタイル。
柄物をとりいれているのに、落ち着いた印象に仕上がります。

今回のリネンシリーズの刺繍デザインは、インドのスタンプ職人がデザインしたものや、現地で伝承されてきた模様を採用しています。

蔓植物の刺繍も、ベースデザインを服に合わせて少しアレンジを加えたものです。

職人歴20年のアロマーンさんの工房です。職人だった父の背中を見て育ったと話してくれました。

年々職人が減ってきているスタンプの仕事もまた、私たちがフェアトレードを通してお伝えしたいものづくりです。

シシャム(ローズウッド)の木から、あの繊細な模様を掘り出していくには、長年培った技術とセンス、そして根気が必要です。
それは人の手でしか生み出せない模様だと思います。

何百年も昔に誰かが生み出した模様が、受け継がれ受け継がれ、今日に残り、たった今を生きる私たちが変わらず「美しい」と思えること。
その静かな感動は、過去から今へと届いた大切な手紙のように感じます。

細番手のコットンとリネンで織られたシャリ感のある生地。

風通しがよく、吸水性と発散性にすぐれた、肌にまとわり付きにくい春夏の生地。
お洗濯を繰り返しても丈夫で、洗いざらしのシワ感もお楽しみいただけます。

カラティマクは、地域で育まれてきた伝統刺繍輸出を通して、女性たちとその家族の自立支援と、地域の伝統文化の発展を目指すフェアトレードNGOです。
400年の歴史をもつ「チカン刺繍」と呼ばれる美しい刺繍をほどこすのは、ラクノー郊外にあるスラム地域や村々の女性たち。
厳しい自然条件の中、涼しい木陰や家の中で、家族やときにヤギに見守られながら、一刺し一刺し刺繍をしてくれています。

sisamでは9号サイズ、身長158cmの標準体型を基準にして製品作りをしています。

PCモニターや携帯電話の機種・設定によって、商品の色合いや素材感などが実物と異なって見える場合がございます。予めご了承くださいますようお願いいたします。

sisamの取り扱い品のほとんどは、作り手の家や小さな工房内で手仕事により作られています。

多少のゆがみやきず、不均一さといったものは、天然素材や作り手によって生まれた個性と考えています。
手仕事品の証として、お楽しみいただけましたら幸いです。

ですがフェアトレードの現場において、どこまでを手仕事や天然素材の味として許容できるのかという問いは、常に問題意識として持っています。
ものづくりの技術や設備は年々向上していますが、まだまだ未熟で発展途上にあることも実情です。

ご購入後、商品について気になることがございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。