ふんわりと放射状に広がるタンポポの綿毛。蕾が花開くように鱗片を反らせるマツカサ。私たちはいくつになっても、自然の美しさ・不思議さに魅了されながら暮らしています。
そんな"自然の造形美"を、子供でも大人でも楽しめるような『標本』として届けてくれるのが「ウサギノネドコ」。暮らしを彩るアートやインテリアとして。「ウサギノネドコ」のプロダクトは、何気ない日常の中で植物や鉱物の美しさに触れる楽しさを教えてくれます。
1939年に日本で常緑種のセコイヤに似た植物の化石として発見され、発見者の三木茂博士によりメタセコイヤとして命名。この当時は地球上から絶滅したと言われていましたが、1945年に中国で現存が確認されことから「生きた化石」と呼ばれています。
その後、日本に苗木がもたらされ、今では日本全国各地で見ることができます。
果実は茶色に熟すと開き、すきまから丸い翼をつけた種を飛ばします。
日本の職人さんの手と技により、ひとつずつ丁寧につくられるSola cube。ひとつのキューブが完成するまでに、1週間~10日ほどの時間がかかります。
気になるのは、植物の美しい形を壊さずにアクリルキューブに閉じ込める方法。Sola cubeの製作過程を簡単にご紹介します。
Sola cubeより一回り大きい型に液状のアクリルを流し込み、少し固まったところを土台にして乾燥植物を入れます。型の中にさらにアクリルを流し込み、中の気泡を抜いていきます。
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アニールと呼ばれる熱処理を行い、アクリルの結合状態をより安定させます。
この工程を経ることで、固さが安定し、長持ちするキューブになります。
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封入されたキューブをノコで4cm角のキューブにカット。カンナがけしてキューブの角を丸めます。表面をバフで磨いて、ピカピカな状態に仕上げたら完成です。
※封入する植物によって製造工程や使用する樹脂が異なります。
※Sola cube は1つ1つ職人が手作りしています。封入されている植物の大きさ、色、形はすべて異なります。
※製造の工程上、内部に微細な気泡やチリ状のものが発生することがありますが、商品の不良ではありません。
※温度の高い場所に長時間置くと、変形したり細かいクラック(ひび割れ)が入ることがあります。炎天下などの高温を避けてご使用ください。
※シンナーやアルコールなどの溶液や薬品に触れると、細かいクラック(ひび割れ)が入ることがあります。お手入れの際は柔らかい布で拭いてください。
大切な方への贈り物に、ギフトボックスや巾着袋によるラッピングをお受けいたします。
無料ラッピングもご用意しております。
ご用命の際は下記のページよりカートにお入れください。
京都にお店を構える「ウサギノネドコ」。Sola cubeなどの「標本プロダクツ」の他、世界中から収集された標本が展示販売されています。ミセの2階は、昭和初期の京町家を改築した1日1組限定の素泊まりの宿になっています。隣には、博物館のような空間でゆったり過ごせるカフェも。
Sola cubeを手にして自然の美しさを再発見できたなら、今度は「ウサギノネドコ」の世界観に浸ってみるのもいいかもしれません。
■メタセコイア
宙言葉:時を超えた再会