伊勢湾の小さな漁村に生まれた著者。
都会での生活を経て、海の恵みや漁村の暮らしが当たり前でないことに気づき、
海や大地といった自然を相手に働く人々に目を向けます。

「漁師」に注目し、とった生き物に感謝する漁師の姿、自然と向き合う知恵や仕事の一部を描きます。

また、海の恵みが日々どのように海からやってくるのか、
漁師の食べ方にふれながらまとめています。

矢田さんのやさしいイラストと、漁村の暮らしを切り取った鮮やかな写真からイメージをふくらませ
海のものがたりに思いを馳せてみてください。

『いのちをつなぐ海のものがたり』（2012年2月8日発売／ラトルズ刊行）
ー2012年 斎藤緑雨文化賞 ドキュメント賞受賞作品ー

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「船底一枚下は地獄」ともいわれる海の上で、日々いのちがけで生きものをとる漁師。
彼らには、遠い祖先より受け継がれた、自然を敬いともに生きるためのたくさんの知恵があります。
伊勢湾を舞台に、昔も今も変わらない私たちのいのちをつなぐ、自然のなかで働く人たちのはなしです。

『海には神さんがおる』　～　本文より　～
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矢田勝美さんの著書をもう一冊ご紹介。
「大地をまるごと やさしいごはん」

体の冷えと不眠症を改善してゆくために実践されたレシピの数々が
矢田勝美さんのやさしいイラストでまとめられています。

こちらもぜひご覧ください◎

イラストレーター。
1968年、三重県鈴鹿市生まれ。
半農半漁の家に育った背景をもとに、食を中心とした作品作り、執筆、表現をしている。

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