原材料は米麹(山口県産)のみ。山口県産米を100%使用した、手づくりの米麹のみで作った甘酒です。
「甘酒」と言っても、これは米麹の力で米のでんぷん質を糖化させたもので、アルコール分は一切含まれていません。このまま長期期間発酵させると日本酒になる(アルコールが発生する)ので、「甘酒」という名前になったのだと思います。
甘酒は、大きく分けて
1.米麹(と米、もち米)だけで作られたもの。(光浦醸造のタイプ)
2.酒粕に砂糖を混ぜたもの。
の2種類に分けられます。
光浦醸造の甘酒は、「米麹(と米、もち米)だけ」で作られたものなので、でんぷんの糖化作用にて作られており、アルコール発酵は一切していないためノンアルコールです。
米の粒が残っており、原料はそのままスイーツ代わりとしてスプーンで食べてもおいしいほど甘いのが特徴です。
天然のブドウ糖がたっぷり入った甘酒は、江戸時代は夏バテ防止の栄養ドリンク剤として飲まれていたそうです。
光浦醸造の甘酒はストレートタイプではなく少し濃いめに作られているため、1.5倍くらいに薄めて飲んでいただきたいのですが、氷に入れたグラスに『甘酒』を注ぎ、しばらく氷を溶かして飲むと美味しくいただけます。
また、冬はお湯で1.5倍に薄めてホット甘酒にしたり、ホットミルクで割って飲んでいただくとまた格別な美味しさです。
光浦醸造の甘酒は砂糖を使っていない天然の甘さがあるので、使い方次第では砂糖代わりにお菓子作りにも使っていただけます。
例えば、パンケーキを作るとき砂糖の代わりに甘酒を使えば、いつもと違った風味豊かで体にやさしいパンケーキができ上がります。是非お試しください。
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光浦醸造は、慶応元年創業。山口県防府市にある小さな醸造所です。150年以上にわたり味噌や醤油などの伝統的な調味料をつくり続け、今日では、その伝統のなかで培った技術や感性を活かし、より幅広い視点で、日々の食卓のためになにができるかを考えています。
たとえば、これからの定番になるような、新しい食体験はつくれないか。たとえば、持続可能な社会の実現に、食卓を起点にできることはないか。
醸造所という言葉からは一見して想像できない商品も並びますが、常に基本にあるのは「あわせる」こと。土地の味や伝統に、特別なひとときに、あるいは時代や環境の変化にも。味を、人を、あわせることで生まれる豊かさを、大切に育んでいく。
ながき歴史の上に、未来を見つめる。それが、光浦醸造の現在地です。
味噌や醤油などの伝統的な調味料は、私たちが大切にする「あわせる」という想いの、基本の商品。慶応元年の創業以来、山口県は防府市の小さな醸造所で、変わらぬ「ふるさとの味」を、ずっとずっと守り続けてきました。ひとくち味噌汁を飲むだけで、遠い記憶や情景までもが眼に浮かぶような。その味を守ることが、私たちの大切な使命だと考えて。ながく醸造所を営んできた技術を今日も継ぎ、あわせる感性を、今日も磨き。やさしくてあたたかな、安心できる食体験を、いつまでも守り、生み出し続けます。
今では光浦醸造を代表する商品となったフロートレモンティーにも、私たちの「あわせる」という想いは息づいています。香り豊かな紅茶に、乾燥させた輪切りレモンを浮かべる。このありそうでなかった新たなおいしさは、あわせることが生む幸せの象徴のようにも思えます。極めてシンプルな組み合わせがもたらす、華やかな時間。誰かが誰かに会いに行く、手に持つギフトになるような、ちょうどいいサイズの喜び。その実感の上に、また新たな食体験を探求する私たちがいます。醸造所の伝統のなかで培った技術や感性を、日々の食卓に活かすアイデアを、私たちは今日も考えています。
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山口県防府市台道にある光浦醸造本社