かわいいお魚がテーブルを泳いでいたら楽しいと思いませんか?
Fajans(ファイアンス)のフィッシュ小皿はとても可愛らしい上に機能性も抜群。使う人が思わず笑顔になる器です。
ティータイムはナッツや焼き菓子のお皿として、ディナータイムはソースや薬味、バケットの受け皿などにぴったり。しっかりと深さがある安定したフォルム、尻尾部分は本体と仕切られた小さな深みがついているので、本体に醤油、尻尾にワサビを入れてお刺身に添えるのもおすすめの使い方です。
Fajansは手彩色の美しさが特徴。小さくても1点ずつ違う筆目や釉薬の色味がお魚の個性になっています。
尾ヒレの彩色は1点1点を手描きで施されています。筆の描写が異なることろもポイントのひとつです。
ポトペリーのFajans(ファイアンス)は、デザイナー岡見宏之がStig Lindberg(スティグ・リンドベリ)のファイアンス作品と出会ったことから始まります。
日本では「ファイアンス」という言葉を聞きなれない方も多いかも知れません。
Fajansとはヨーロッパの伝統的な焼物で、淡黄色の土に錫釉をかけた白い陶器の総称です。「ファイアンス焼き」とも呼ばれています。
スティグ・リンドベリが活躍した1900年代のファイアンス焼きは、大量生産の安価な陶磁器に押されて衰退し始めていました。そんな中、スティグ・リンドベリは地味で人気がなかったファイアンス焼きをこれまでにない鮮やかな色彩と大胆なフォルムで生まれ変わらせ、100年を経た現在も愛好家がいるほどの焼き物にしました。
それ以降、「Fajans」といえば、リンドベリの鮮やかなファイアンス焼きを指すことが一般的になりました。
リンドベリのFajansと岡見が出会ったのは学生時代です。その自由さや大胆なデザインに衝撃を受け、自分なりのファイアンス焼きを探すためスウェーデンへと渡ります。帰国後は日本の陶磁器メーカーに勤務しながらファイアンス焼きの研究を続け、2012年にPOTPURRIを立ち上げ、ついに自らのFajansを発表しました。
POTPURRIのFajansは、時代に合わせて生まれ変わらせたリンドベリの意思を継ぎ、自由なデザイン性はそのままに現代生活にあった強度や利便性を持たせています。
割れやすく傷つきやすい従来の製法ではなく、岡見が長年研究した土や絵の具、焼成温度、新たな転写技法を駆使することで金属カトラリーや食洗機にも負けない、生活に寄り添える新たなFajansとして製作されています。
POTPURRIのファイアンス研究は今も続いています。その時代の最善のうつわとして今後も新しい姿を見せるはずです。
100年以上続く従来のファイアンス焼きの製法は非常にもろく、手書き彩色のため高額で品質も不安定という
弱点がありました。POTPURRIのFajansシリーズはそれを克服すべく、現代生活に合わせて様々な改良や工夫が加えています。
●電子レンジ、食器洗浄乾燥機が使える
POTPURRIのFajansは高温焼成に耐えられる土や釉薬から研究しなおし、電子レンジや食器洗浄乾燥機の使用を可能にしました。
●カトラリーで傷つかない
これまでの上絵技法では金属カトラリーを長年使用すると絵柄が削れてしまいます。POTPURRIのFajansは絵柄が損なわれないように釉薬の下に絵の具を沈める技法を開発しました。
●手に入りやすい価格
POTPURRIのFajansは転写紙を陶磁器に貼って焼き付ける転写技法を採用しています。人の手を減らすことで、安定した品質と手に入りやすい価格を維持できます。その上で原画の手書きの風合いを失わないように、転写紙の印刷の質にこだわり抜きました。
さらに現在も研究開発は続き、毎年季節ごとの手描きファイアンスなども制作しています。
Fajansは開発当初から「終わりのない制作」と決められていました。通常POTPURRIではシリーズの発表後に研究が続けられることはありませんが、Fajansは例外です。
手描きで製作されたリンドベリのファイアンスは、同じ絵柄でも一つ一つ表情が違います。POTPURRIのFajansも一つ一つ表情が変わるような個性豊かな表現と量産を両立できる体制を作り、もっと手頃な価格で皆さんに届けられるように今も研究が続けています。
数量限定で出している手描き(ハンドペイント)のFajansもその取り組みの一つ。
その時々の感性で描かれている絵柄は1点もの、あなたとそのFajansだけの出会いになります。
「POTPURRI」は、美濃焼きで知られる岐阜の窯元で約9年間働いた岡見宏之が2012年にスタートしたブランド。岡見自身が学び見てきた昔から伝わる職人の技術と、自分たちのデザインを混ぜ合わせたオリジナルの食器を作りたいという思いから、スウェーデン語で“混ぜ合わせ”という意味の「POTPURRI」と名付けられました。その名の通り、日本古来の陶芸技術に裏打ちされた高い品質と、北欧を連想させる温かでモダンなデザインが合わさった食器は使い勝手もよい上、食卓を彩るいいアクセントにもなってくれます。
磁器に限らず赤土や黒土といった良質な国産の土を使いながら、現在は東京で手作業の工程が多い商品や、自身で手掛ける1点物の作品を、そして岐阜県では量産の商品を製造しています。
スタッフが心を込めてお包みいたします。
大切な方への贈り物にぜひご利用ください。
商品サイズ・組み合わせによりギフトボックスまたは包装紙でお包みします。
各シーンに対応したお熨斗のご用意もございますので、お申し付けください。
また、1箱に付き¥330(税込)にてギフト専用ボックスのご用意もございます。
ご希望のお客様は商品と一緒に【【POTPURRI専用】ギフトラッピング】をショッピングカートに追加しご購入くださいませ。
スウェーデン語で”混ぜ合わせ”の意味を持つポトペリーは地下鉄の半蔵門線・大江戸線が走る清澄白河という、珈琲とアートが特色の街にある小さなお店です。
昔から伝わる職人の技術と、自分たちのデザインを混ぜ合わせてオリジナルの食器やオブジェ、ハンカチやステーショナリーなどの生活雑貨を作っています。
グリーンのタイルが目印です。
〒135-0021
東京都江東区白河2-1-2
TEL 03-6659-9401
Open / 火-金11:00 – 12:30
13:30-19:00
土日祝11:00-19:00
Closed / 月曜日
松陰神社店では、さらにカフェエリアを併設して実際にPOTPURRIの食器を体感したり、おいしいアイスクリームやフードが楽しめます。「大人も子供も笑顔になるアイスクリーム」をコンセプトに、素材にこだわった16種類のアイスクリームも販売、期間限定で旬を味わえるフレーバーも登場予定です。おいしいお酒もご用意していますよ。
食器やインテリアだけではなく、ふらっと立ち寄れるアイスクリーム店そしてカフェとしても、地域の方々に愛されるようなお店を目指しています。
~Life & Icecream~という文字とロゴには 「花を飾るように暮らしを豊かにしてくれるアイスクリーム屋さん」という想いが込められています。
〒154-0023 東京都世田谷区若林4-20-7
TEL 03-6659-9401
MAIL info@potpurri.co.jp
Open / 11:00 – 19:00
Closed / 水曜日(祝日の場合は翌火曜に振替え)
- カテゴリ
- 生活雑貨 > 食器・カトラリー > プレート・お皿
- ブランド
- POTPURRI
- サイズ
- W117×D85×H19mm
- 重量
- 70g
- 内容量
- 70ml
- 素材
- 陶器
- 仕様/お手入れ
- ・電子レンジ○
・食器洗浄乾燥機○
・オーブン×
・漂白剤○
・こちらのシリーズは貫入と呼ばれる表面の釉のひび模様があります。色の濃いお飲み物やお料理でご使用いただくと貫入に染み込みやすくなります。
・ご使用前に目止めをお願いしております。
目止めによって土の荒い目が塞がれ、貫入に染み込む汚れを抑える効果があります。また、定期的に目止めをすることで細かなヒビをふさぎ商品を永くご愛用いただけます。
お米のとぎ汁を鍋に入れてよくかき混ぜ沸騰させます。火を止め商品を入れ、1時間ほどお鍋をゆっくり冷まし、冷めきったらぬめりを落とすよう水洗いをし、しっかり乾燥させて完了です。
- 原産国
- 日本
- デザイナー
- 岡見 宏之
- 発表年
- 2017年