豊かな自然と伝統が息づく地、岩手県遠野市。ここでは長い間、馬と人がともに暮らす生活が営まれてきました。
そうした地域の暮らしから生まれたのが、藁で作られた“馬っこ”と呼ばれる馬の藁細工です。
馬っこは、田植え直後に五穀豊穣を祈る「馬っこつなぎ」という伝統行事から生まれた民芸品。
生活をともにする馬は、時に祈りの対象でもあったのです。
県内有数の馬産地として栄える遠野市。 田畑を耕す「馬耕」や物資を運ぶ「駄賃付け」、伐採した木々を運ぶ「地駄引き」、人と馬がひとつ屋根の下で暮らす「南部曲り家」、馬と娘の悲恋譚として語り継がれる物語「オシラサマ」。
市内に多数存在する、馬産の神を祀った「駒形神社」や五穀豊穣を祈願する伝統行事「馬っこつなぎ」も遠野の馬文化の象徴です。
仕事や住まい、民話、信仰。多くの時間をともに過ごし、とても大切な存在として扱われてきた馬。
その精神は今なお受け継がれ、遠野には馬と生きる暮らしが息づいています。
古くからの民芸品、馬っこをリデザインし生まれたのが「ノ馬(nouma)」。
勢いよく上を向いた尻尾は、生命力の象徴。豊穣のお守りや、インテリアとして、生活に寄り添ってくれます。
糸のカラーはそれぞれ藁の風合いを引き立てる「萌黄色」「橙色」「薄墨色」の3種類。
サイズも大・中・小の3サイズで、それぞれがお部屋の片隅から作物の成長や人々の生活を見守ってくれます。
■注意事項
・馬っこは梅雨から夏にかけて湿気で藁がカビてしまうため、冬のあいだの手仕事として続いてきました。
「ノ馬」もまた、それに合わせて毎年10月中旬から5月中旬までの制作・販売となります。
・手作りのためサイズに多少ばらつきがございます。ご了承ください。
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岩手県産の南部地粉を使用したザクザク・みっしりした食べ応えのあるスコーン。
フレーバーは「プレーン」と「チョコ」の二種類。どちらも甘さ控えめで、小麦の風味をお楽しみいただけます。
岩手県一関市にある縁日の実店舗でも人気で、お土産用にも喜ばれています◎
- カテゴリ
- 生活雑貨 > インテリア雑貨 > モビール・オブジェ
- ブランド
- TONO MADE
- サイズ
- 小|縦:約10cm、横:約12cm、幅:約4cm
中|縦:約18cm、横:約13cm、幅:約5cm
大|縦:約23cm、横:約23cm、幅:約10cm
※手づくり品のため、多少の誤差があります。あらかじめご了承ください。
左から:大(萌黄色)、中(橙色)、小(薄墨色)