人気のarabiaイヤープレートが新規で入荷しました。これまで1977年、1981年のみの在庫でしたが、1990年代のものなどかなり新しい年のものまで幅広くご用意があるので、生まれ年のプレートが見つかればラッキー！

各年、在庫数はかなり少なめなのでお気に入りの絵柄ものが見つかったかたはお早めに！
※今回の入荷分は専用箱の付属はありません。

Arabia社が、1976年から1999年にわたって制作された、24種類限定のイヤープレート。
フィンランドに古くから伝わる神話や伝説を集めた国民的叙情詩「Kalevala（カレワラ）」の物語のワンシーンが描かれています。

第一章から第五十章で構成される、Kalevala（カレワラ）。
今回入荷したのは、序盤の見せ場の一つの第三章〜第五章のシーンが描かれた、貴重な1981年と1977年のイヤープレート 。

デザインしたのは、Arabia社を代表する絵付け師、ライヤ・ウオシッキネン。
halutaでも取り扱いのある、Ruijaでも人気のデコレーターです。
Kalevala（カレワラ）のストーリーを、ユーモアと人情味が溢れる、温かみのあるウオシッキネンらしいタッチで描いています。

このシーンのあらすじは、生まれながらにして老人の神様ワイナミョイネンの名声を聞いた若者ヨウカハイネンが、ワイナミョイネンに対決を挑みますが、簡単に倒されてしまう。
1981年の絵柄は、ヨウカハイネンが、対決に負けて沼に沈められようとしているシーンが描かれています。

裏面には、フィンランド語・スウェーデン語・英語の3ヶ国語で、絵柄のワンシーンの詩が描かれています。
” 彼が謳ったように、ヨウカハイネンは沼の奥深く、牧草地の奥深く、流砂の中の腕の中へ、深く深く沈んでいく "

沼に沈められようとする中、ワイナミョイネンは命を助けてもらう代わりに妹のアイノを結婚相手として差し出します。
ヨウカハイネンはとても喜びますが、アイノ本人は老人に嫁ぐということで、嘆き悲しみます。
1977年の絵柄は、そのワイナミョイネンが、森でアイノに声をかけるシーンが描かれています。

裏面には、フィンランド語・スウェーデン語・英語の3ヶ国語で、絵柄のワンシーンの詩が描かれています。
" 彼女が家路へ向かう途中、ハンノキの茂みを通りかかったとき、ワイナミョイネンは茂みにいる彼女をみつけやってきました”

大切な方へのギフトとして、24種類集めるのも一つ、壁に飾ってプレートに描かれた物語を、読むように眺めるのもよいですね。

裏面には、壁掛け用のホールが空いています。
1977年、1981年のプレートには専用箱のご用意がありますが、なくなり次第プレートのみで発送とさせていただきます。

絵付けを行った後に窯入れする一般的な焼成とは異なり、色版画の様に一色一色、色を重ねて窯入れを行っています。
その為、表面は艶やかな部分と素焼きの様な質感のコントラストと立体的な凹凸があり、絵柄に躍動感が感じられるプレートに仕上がっています。

artek家具のお話、色々してます。