わざわざが店舗を構える長野県は、よく県外の方から「そばのイメージが強い」と言われます。もちろんそばも有名なのですが、実はおいしいうどんもあるんです。

長野県佐久穂町にある「のらくら農場」の黒うどんは、「太めん」と「極細めん」の2種類。黒うどんの「黒」は、小麦の「ふすま」を多く含んでいることに由来します。少し茶色みがかった麺には、標高1000mの農場で育てられた小麦の栄養がたっぷりと含まれており、小麦本来の豊かな風味が感じられるでしょう。

今回は、わざわざの賄いにも登場した黒うどんのレシピをご紹介。小麦粉と天日塩のみを原料に使っている黒うどんを活かした優しい味付けを目指します。

●のらくら黒うどん（太めん）
●鶏もも肉（信州黄金シャモを使うのもおすすめです）
●モロヘイヤ
●オーサワ　顆粒だし（和風）
●シバタ　つゆの素

1.室温に戻した鶏もも肉に塩をすりこみ、なじませておきます。鍋にお湯を沸かして鶏もも肉を2分ほど茹でたら、火を止めて蓋をして冷めるまで待ちます。冷めたら食べやすい大きさに切っておきましょう。

2.別の鍋で黒うどんを茹でます。太めんのゆで時間は10分、極細めんなら5分です。

3.3つ目の鍋にはうどんの汁を作ります。お湯を沸かし、オーサワの顆粒だしをダマにならないようにしっかり溶かすのがポイントです。時間のあるときは出汁をとってもいいのですが、疲れている日や時間がないときは、安心して使える便利なものに頼ることも。ときに楽をすることも大切だと、わざわざは考えます。肩の力を抜いて、うどんの続きに戻りましょう。

4.日高産の根昆布、土佐の宗田かつおなど自然由来の原材料を使用する、シバタのつゆの素で味付けをします。5倍濃縮に仕立てられているため、お好みの濃さになるように味見をしながら少しずつ加えましょう。

5.味が整った出汁の鍋に、食べやすい大きさに切ったモロヘイヤなどの旬の青菜を入れます。

6.10分間茹でた黒うどんが全体的にふっくらして、芯がなくなったら、鍋からそのまま器へ盛り付けます。モロヘイヤがたっぷり入った出汁をかけ、茹でて切っておいた鶏肉も乗せたら、小麦の風味が豊かな黒うどんの完成です。

便利なものにも助けられて、約10分でおいしいうどんが完成しました。茹でたてほやほやの黒うどんの風味と優しい出汁をいただきます。野菜や鶏肉のうまみもあわさって、身も心もじんわりと温まりますよ。

太麺はカルボナーラなどのパスタに、極細麺は冷やし中華にするなど、食べ方をアレンジするのもおすすめです。

2022年わざわざで販売個数が多かったものを、衣・食・住カテゴリからランキング形式でご紹介。2023年のお買い物の参考にしてみてください。