野蚕(やさん)シルクのワンピースのご紹介
シルクの繊維を私たちに与えてくれる蚕は、長い歴史の中で家畜として扱われてきました。一般にシルクというと家蚕(かさん)と言われ、家の中で桑の葉を与えられて育てられるものが一般的ですが、今回ご紹介する[incense]のシリーズでは野蚕(やさん)と呼ばれ、自然の山の中で育てられたシルクを使用しています。所謂「ワイルドシルク」の事です。
家蚕の蚕は退化しており、飛ぶことも、木を登ることも出来ませんが、野蚕のシルクは、山の中で放し飼いにして、自然の中でたくましくのびのびと育ち、自然に繭を作らせそれを収穫します。糸の表情もやはり野性的で、ハリ・コシがあり、鈍い光沢、独特のきしむような風合いです。
繊維の太さがまばらなため、糸が不均一になり、生地に織り込んでいくと、わずかに柄のとも言えない微妙な濃淡が現れます。これは一般的に市場では不良とされてしまう特徴ですが、本当に「不良」といえるのでしょうか。自然の中でのびのびと育った蚕が作り出した糸、その独特の表情が柄に自然と現れる。むしろとても美しく、尊いものだと感じました。どこか異国の香りが漂う野蚕シルクの表情を楽しんでください。
incense ワンピース
hatsutoki|incense ワイルドシルクワンピース|オケージョン|フォーマル|カジュアルドレス
ストア紹介
hatsutoki
自然豊かな織物の街、兵庫県西脇市で生まれたブランドhatsutoki
奥行きのある色味が特徴のテキスタイル、繊細な天然素材のインスピレーションから瑞々しくしなやかな日常着を提案しています。
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