白と灰色のニュアンスのある色合いが印象的なシリーズ
スウェーデン語で「くもり空」という意味を持つ「Mulet」は、その名前の通り、白と灰色のニュアンスのある色合いが印象的なシリーズです。
色合いだけ見ると、ともすれば冷たい印象を受けそうですが、Muletにはあたたかな雰囲気が宿っています。
それは、あえて1点1点少しずつ異なる形に仕上げた歪みのある形、釉薬の濃淡などから、手仕事の跡やぬくもりが伝わってくるから。決して派手さはありませんが、お料理をそっと静かに引き立て、例えば異素材である木や金属、ガラスなどの器やカトラリーなどにもしっくりと馴染みます。
手仕事のあたたかさを感じる器
土からオリジナルで開発するこだわりをもって作られています(一般的には製土屋さんから土を購入し、そのまま使用されるつくり手さんが多いのです)。
コバルトや鉄分を多く含んだ土に、日本で古くから使われてきた信楽焼のさっくりとした荒い土をブレンドした黒土に磁器の成分を20パーセントほど足し生地の強度を上げ、オリジナルの乳白の釉薬を掛け、何度も試作を重ねてようやくこの独特の色合いが完成しました。
そして、このシリーズを作るために岐阜県に構えた自社工房にて、攪拌機で練り上げ、1250度で焼き上げます。高い温度で焼き締めているので、薄くて丈夫な仕上がり。
電子レンジや食器洗い機を使うこともでき、とても実用的です。
「レリーフ」「ライン」「ハンド」の3種類のラインナップ
Muletには「レリーフ」「ライン」「ハンド」の3種類のラインナップがあります。
植物模様が華やかなレリーフ、どんなお料理にも合うシンプルな縁のライン、そしてデザイナー自身がロクロで手引きした原型に忠実な形状と、シーンやお好みで楽しんでお選びいただけます。
レリーフとラインの形状は、プレートのS,M,L,LLサイズ、ボウルのS,Mサイズが同じサイズですので、合わせて揃えるだけでなくお好きなタイプを混ぜても使える、遊び心のあるラインナップです。
是非好きな組み合わせをみつけてみてくださいね。
【レリーフ】
レリーフシリーズはアイテムごとに彫り込んである図案が異なり、少し深さがあり、毎日使いやすい機能的なフォルムになっています。
何をのせてもサマになる持ってると何かと便利なプレートです!
【ライン】
口元に入ったラインがアクセントになっているラインシリーズ。
和洋ジャンルを問わずお料理をいっそう引き立ててくれますが、特に和食におすすめです!
シンプルなデザインなのでいろいろな料理に合わせやすく毎日飽きずにご使用いただるプレートです。
POTPURRI|Mulet ラインオーバル ボウル
【ハンド】
ロクロで作成した土原型を元に作られ、さらに焼成段階で歪むように厚みを設計したハンドシリーズは、1つとして同じには仕上がらないのが特徴です。
ハンドシリーズに絵柄をつけた「フェナキストスコープ」は、図案はベルギーとオーストリアで生まれた初期の回転式アニメーションからインスパイアを受けたデザイン。
「レリーフ」「ライン」と組み合わせてお好きなタイプを混ぜても使える、遊び心のあるラインナップです。
POTPURRI|Mulet フィナキストスコープ
鳥モチーフで食卓に愛らしさと遊び心をプラス
Muletには鳥をモチーフにしたエッグスタンドやボウル、ボックスなど遊び心のあるアイテムも!
食卓のアクセントとしておすすめです。
オーブン、電子レンジ、食器洗い器にも対応していてるバードボックスは機能的であることも大きなポイント。
注意点
◆製造上の特性で、若干の個体差が生じやすいシリーズとなっております。個性としておたのしみください。
・素材に含まれる鉄粉が浮き上がり、表面に黒点が現れます。使用上の問題はございません。
・職人の手による釉掛けのため、濃淡や釉溜まりが出ます。黒土が透けてグレーとして表現されています。
ストア紹介
POTPURRI
POTPURRIは地下鉄の半蔵門線・大江戸線が走る清澄白河という、珈琲とアートが特色の街にある小さなお店です。昔から伝わる職人の技術と、自分たちのデザインを混ぜ合わせてオリジナルの食器やオブジェ、ハンカチ...もっと見る