【天然の機能素材】秋を楽しむシルクアイテムのすすめ
ストア：hatsutoki掲載日：2023/09/25
季節の変わり目に多機能な[シルク素材]
シルクという素材は、一般に知られるツルツルピカピカの生地だけでなく、実は絹の種類や加工により実にさまざまな表情を見せてくれる魅力的な素材です。
更に絹はもともと蛾の幼虫を厳しい自然環境から守るために生まれた繭なので、天然繊維の中では一番と言っていいほど多機能な優秀素材。
一般に抗菌作用・抗酸化作用・美肌効果、吸汗性・速乾性・保湿性・保温性など様々な効果が期待できると言われています。特に夏は涼しく冬は暖かいので季節の変わり目にぴったりです。
播州織の街で生み出されたさまざまな表情のシルクをご紹介します。
更に絹はもともと蛾の幼虫を厳しい自然環境から守るために生まれた繭なので、天然繊維の中では一番と言っていいほど多機能な優秀素材。
一般に抗菌作用・抗酸化作用・美肌効果、吸汗性・速乾性・保湿性・保温性など様々な効果が期待できると言われています。特に夏は涼しく冬は暖かいので季節の変わり目にぴったりです。
播州織の街で生み出されたさまざまな表情のシルクをご紹介します。
シルクの落ち綿[noil]
シルクの落ち綿で作った[noil]というテキスタイル。
蚕から作られるシルクは大きく分けて3種類。
細く長い1本の繊維である「生糸(きいと)」。
生糸に出来なかった穴の開いた繭やキビソを集めて繊維にした「絹紡糸(けんぼうし)」。
更に絹紡糸を紡ぐ時に落ちた短繊維をかき集めてもう一度紡いだ糸を「シルクノイル」と言います。
蚕から作られるシルクは大きく分けて3種類。
細く長い1本の繊維である「生糸(きいと)」。
生糸に出来なかった穴の開いた繭やキビソを集めて繊維にした「絹紡糸(けんぼうし)」。
更に絹紡糸を紡ぐ時に落ちた短繊維をかき集めてもう一度紡いだ糸を「シルクノイル」と言います。
ラグランスリーブと肩に入れたタックでリラックス感のあるシルエットに仕立てました。同じテキスタイルを使用したイージーカーブパンツと揃えて、セットアップで着ていただけます。
扱いやすいカジュアルな表情と、シルク特有のきしみと鈍い光沢感、ネップの凹凸感と粗野感、それに加えシルクの様々な機能性を併せ持つというとても魅力的な繊維です。
温かみのあるテクスチャーとシルクという高級繊維の上品さを活かし、日常的に上品に着られるデザインのセットアップを作りました。
温かみのあるテクスチャーとシルクという高級繊維の上品さを活かし、日常的に上品に着られるデザインのセットアップを作りました。
野生のシルク[incense]
シルクの繊維を私たちに与えてくれる蚕は、長い歴史の中で家畜として扱われてきました。一般にシルクというと家蚕(かさん)と言われ、家の中で桑の葉を与えられて育てられるものが一般的ですが、[incense]のシリーズでは野蚕(やさん)と呼ばれ、自然の山の中で育てられたシルクを使用しています。
野蚕のシルクは、山の中で放し飼いにして、自然の中でたくましくのびのびと育ち、自然に繭を作らせそれを収穫します。糸の表情もやはり野性的で、ハリ・コシがあり、鈍い光沢、独特のきしむような風合いです。
フォーマルな場面から、日常にも取り入れやすい素朴なシルクです。
フォーマルな場面から、日常にも取り入れやすい素朴なシルクです。
自然の中でのびのびと育った蚕が作り出した糸は繊維の太さがまばらなため、糸が不均一になり、生地に織り込んでいくと、わずかに柄のとも言えない微妙な濃淡が現れます。
自然が作り上げる模様はとても美しく、1点として同じものがない尊いものです。
自然が作り上げる模様はとても美しく、1点として同じものがない尊いものです。
和装にも合う[紫陽花]シルクストール
紫陽花模様をジャガード織で表現した[紫陽花]シリーズ。
たて糸には細番手のコットン、よこ糸には絹紡糸(けんぼうし)を使用しています。絹紡糸とは1本の長い生糸(きいと)に出来なかった短い繊維を紡いで作る絹糸の事です。生糸に比べて落ち着きのある光沢感と、空気を含むためふんわりと柔らかな肌触りが特徴です。
たて糸には細番手のコットン、よこ糸には絹紡糸(けんぼうし)を使用しています。絹紡糸とは1本の長い生糸(きいと)に出来なかった短い繊維を紡いで作る絹糸の事です。生糸に比べて落ち着きのある光沢感と、空気を含むためふんわりと柔らかな肌触りが特徴です。
糸を立体的に織り込みカットすることで刺繍のような表情を可能にするカットジャガードと呼ばれる手法を用いて、紫陽花の中心に咲く愛らしい花を表現しました。
ちりめんのような凹凸感と先染めならではの色の重なり合い、表裏で違う2通りの表情を楽しむことが出来る、和装にも合う美しいテキスタイルです。
