こんにちは！『ferm LIVING Stories』のお時間です。今回は ferm LIVING の故郷、デンマーク・コペンハーゲンのおすすめスポットの紹介です。センスある人たちが勧めるクラシックから最新の場所まで、2回に分けてお届けしたいと思います。

コペンハーゲンは単なるホームタウンではなく、ferm LIVING の作り出すすべての大いなるインスピレーションの源である。美しい建築やタイムレスなデザインに満ち、この魅力的な街以上に刺激のある場所はほかにはない。心地よい石畳の通りを探索したり、カフェを見つけたり、いろいろな地区に隠された宝物に出くわしたり、コペンハーゲンを探検すれば、いつでも冒険の機会があるだろう。

私たちの愛する街を紹介するこのガイドは、個人的なお気に入りスポットや、そこで体験できることをまとめてリストにしている。初めてコペンハーゲンを訪れる人もコペンハーゲンっ子も、このガイドが活気あふれる大都市で繰り広げられる新たな冒険のきっかけになれば幸いだ。

クリスチャンハウンにあるチョコレートショップ Confecture の前を誘惑されずに素通りできるのであれば、あなたはすごい！手作りのチョコレート菓子が香り豊かな店内の壁をいろどり、夏の時期には、さまざまなフレーバーのクリーミーなアイスクリームが、チョコレートがディップされたワッフルコーンで提供される。昔ながらのデンマークの夏を体験するなら、甘くてふんわりとした「guf（ゴフ）」をトッピングして、美しい運河のそばで楽しむのがオススメ。冬にはホットチョコレートが注がれたカップで手を温めたり、伝統菓子「flødebolle（フルーボラー）」を味わおう。

多彩で活気ある Nørrebro地区の中心にある Assistens墓地は、歴史とデンマークの文化が感じられる緑のオアシスだ。セーレン・キルケゴールやハンス・クリスチャン・アンデルセンなど、デンマークの著名人が多く眠るこの墓地は、1800年代初頭から人気のピクニック・スポットである。現代のコペンハーゲンっ子は伝統を継承し、印象的なあの黄色い壁の向こうで憩い、緑地や古い墓地を散歩したりのんびりしたりと、思いおもいに時間を過ごしている。テイクアウトコーヒー片手に Assistens墓地を散歩すれば、デンマークの国民的歌手や天才的な科学者、あるいは2064年に鬼籍に入るタイムトラベラーのお墓を発見できるかもしれない。

Villette は美食の宝庫だ。陽の光が降り注ぐレストランでは、地元の食材を使った季節の料理が味わえる。美しい一皿やお気に入りのカクテルに舌鼓をうちながら、蔦に覆われた壁が囲む中庭のリラックスした雰囲気を楽しんでほしい。北欧の食の体験と技術的な革新を詰め込んだ Villette は、カジュアルで居心地の良い空間で私たちを美食の旅に連れ出してくれる。レストランは「予約なし」のポリシーを掲げているので、Nørrebro地区の散歩がてら、ぜひランチやディナーに足を運んでみてはいかがだろう。

市内の新しい文化地区 Refshaleøen には、国際的なアートセンター Copenhagen Contemporary がある。この著名な美術館は、現代アートへの献身的な取り組みで知られている。広い工業スペースでは、デンマーク国内外のアーティストによるさまざまなインスタレーションや展示、パフォーマンスが行われている。展示は定期的に入れ替わり、有名なアーティストから新進気鋭のアーティストまで、五感を刺激し考えさせられる作品が直で見ることができるのだ。この地域自体、美味しいものがたくさんあり、一枚の絵のように美しい場所である。



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いかがでしたか？どこも気になる場所ばかりでしたが、個人的には最後に紹介されていた Copenhagen Contemporary に行ってみたいんです！ここはよくデンマークのデザインがテーマのTV番組のスタジオとしても登場していて、気になっていたんですよね。みなさんは、どこが気になりましたか？


※次回の更新は11月です。「後編」もぜひお楽しみに！


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