Coquette(コケット)の数あるラインナップの中でも、ひときわ目を惹くのが、動物柄のバッグやお財布たち。
デザイナーの林さんが一目ぼれをしたことで、ラインナップに仲間入りをしたこちらのシリーズ。
販売開始から15年以上が経っており、いかにこの動物柄のゴブラン生地が、長く愛されているかがわかります。
先日、デザイナーの林さんに改めてこの生地の魅力をお伺いしたところ、出会いから今日までの間に、
幾度も廃盤の危機を乗り越えて今に至る、レアな生地なんだという事がわかりました。
今年の秋冬アイテムとして、ファッションに取り入れてみてはいかがでしょうか。
廃盤の危機
デザイナーの林さんがこの生地と出会ったのは、今から16年前のこと。一目ぼれしたその生地はわずか2mしか販売がなく、さらには「在庫限りで生産終了」という文言がついていたといいます。その生地で、少量の口金ハンドバッグを作ったのが始まりだったんです。
2mの生地で作ったハンドバッグをお店に置いてもらったところ、すぐに完売。お店側から、もう一度あの動物柄の生地でバッグを作って欲しいとリクエストが来たのだといいます。
すぐに、同じ生地を作って欲しいと機屋にお願いをしたのですが、1ブランドが欲しいという生地のメーター数は、大手メーカーと比べるとごくわずか。ゴブラン生地は、柄を生み出すのにかかる時間と手間が膨大なので、少量のオファーの為に機械をセットするのは、工場にとっては赤字になってしまうことなんです。諦めきれずに、じっくりと交渉を続けていたところ、たまたま他のメーカーからゴブラン生地のオーダーが入り、無事に生産をすることができたんです。
ただ、試練はまだまだ続きます。多くのブランドはトレンドを追いながら新作を作るので、年数が経つにつれて、ゴブラン生地を使うメーカーが減ってきたのです。いよいよ、この動物柄を求めているのは、Coquetteのみとなり、廃盤にするか否かの選択を迫られたといいます。
そこで林さんは、「自分たちがリスクをすべて抱えてもいいから、この生地でモノづくりを続ける」という判断をしました。他メーカーのオーダーのタイミングに合わせて、ようやく作ってもらっていた生地の全てを自分たちが抱えるというのは、小さなブランドにとっては相当リスクがあるもの。
だからこそ、「長くこの動物柄のゴブランを愛してもらいたい」という、林さんの強い意思を感じます。
人気の柄と型が合体!動物柄のゴブラン生地キューブバッグ
少しだけかしこまった場に持っていくにも、ちょうどいいサイズ感のこちら。でも、コロンとした小ぶりなサイズに見えますが、意外と容量はたっぷりなんです。
ころんとしたキューブ型は、ほどよい存在感で着こなしに華やかさをプラスしてくれます。
カジュアルから、きれいめの装いにも似合います。
2通りの持ち方ができる仕様で、シーンに合わせやすいショルダーバッグ
バッグの縁についた8つの穴は、生地に次いでデザインに個性を添えるポイントです。
そして、使いやすさのポイントでもあります。
この穴への肩紐の通し方を変えることで、手軽にショルダータイプからハンドバッグに切り替えることが可能です。
きれい目に持ちたい時は短めに、長時間のお出掛けのお供でカジュアルに持ちたい時は肩掛けできる長さで持つのがおすすめ。シーンや装いに柔軟に合わせてお楽しみください。
Coquette|ゴブラン巾着ショルダーバッグ グリーン
機能性が高く人気の「ラウンドファスナー長財布」
機能的なラウンドファスナー長財布は、Coquetteの財布の中でもロングセラーの定番型です。安心感のあるファスナータイプならバッグの中でお財布が開いてしまったり、小銭が散らばってしまったりしないから、財布の向きなど気にすることなく鞄に気兼ねなく放り込めます。
Coquette|ゴブラン ラウンドファスナー 長財布
ランチやちょっとそこまで・・・のお供に!口金財布
女性らしさ満点の把っ手が付いたゴブラン口金財布。“ちょっと近くをお散歩”、“お財布だけ持ってちょっとランチに”という時もオシャレなミニバッグのように使うことができて便利です。
お札入れの裏地はキュートなピンクの水玉です。把っ手が付いているのでたくさん荷物が入ったバッグの中からでもすぐに取りだせるのも嬉しいポイントです。
是非この季節に、お気に入りアイテムのひとつとして迎え入れてみてはいかがでしょうか。
ストア紹介
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スタイルストアは2006年開店のオンラインセレクトショップです。「私と暮らしをアップデート」をコンセプトに、つくり手の顔が見える暮し回りの品々を集めています。つくり手がこだわりと思いを込めて制作するものは...もっと見る