春夏の涼しげな装いにはかごバッグが合いますが、固くて荷物があまり入らなかったり、素材の特性上繊細なお洋服に引っ掛けてしまったりと、持ち運びに意外に気をつかうという方も多いのではないでしょうか。また、限られた時期しか使えないのもちょっと残念ですよね。
そんな方におすすめなのが、Arukan F(アルカンエフ)のkagomeメッシュトートです。
かごバッグのような雰囲気がありながら、実は軽量かつ柔らかいウルトラスエードメッシュ素材を使用。収納力抜群の頼りになるトートバッグです。
高級な人工皮革をメッシュにしているから丈夫で軽い
「kagome」の名の通り、籠目模様が特徴的なこちらのバッグですが、実は東レ社が開発したスエードのような質感の人工皮革を使用しています。
高級車のシートや有名ブランドのソファなどにい使われるウルトラスエードを、メッシュのように織り上げています。こちらの素材は軽量で丈夫という特性があり、一般的なレザーメッシュトートの半分程の重さに仕上がっています。細いメッシュ編みは繊細に見えますが、とても丈夫なんです。
底マチがあるトート型だから収納力がある
一般的なかごバッグは固くしっかり編まれているので、入れられるものが限られていたり、出し入れしにくかったりしますが、こちらのバッグは柔らかいメッシュ仕立てなので、使い勝手の良さが魅力です。
底にマチがしっかりあるので、ペットボトル・ポーチ・カーディガンやストールなど、お出かけに必要なものを十分収納できます。内ポケットは3か所、ファスナー付きポケットもあり、こまごまとした貴重品も整理して入れることができます。マグネットボタンを閉めれば中のものが見えることもありません。
ソフトな質感ですが荷物を入れると自立するのも嬉しいポイントです。
職人技が映える希少な国産刺しメッシュのバッグ
日本製で、刺しメッシュという手仕事のバッグを、この値段ではまず作れない。つくり手のそんな話に惹かれ、スタイルストアでご紹介したい、となったバッグ「kasane」。商品名の「ダブルメッシュ」とは、幅の異なる2パターンのメッシュで編まれていることに由来。こちらは非常に珍しいデザインで、数十年前に当時数百万という金額でオーダーしたという特殊な金型で作られています。
「kasane」は細く裁断した馬革を手で編みこんで完成させるメッシュバッグ。馬革は軽くしなやかで、経年変化も非常に美しい革です。メッシュというと見た目にも重厚感がありますが、バッグ自体もずっしり重くなるケースも多いもの。その点、こちらは450gとオールレザーのメッシュとしては非常に軽量です。
高い職人技のお陰で、均一に編まれているように見えるのですが、1本1本の馬革には色の濃淡含め個体差があり、それらをどの配置でどの順番で刺していくのか、で完成図が大きく変わります。そのあたりのさじ加減も刺しメッシュ職人の腕の見せ所。
立体感のある美しい表情をもたらすメッシュという技法は、革を無駄をなく使える環境にとって優しい技法ともいえます。
Arukan F|kasane ダブルメッシュセミショルダーバッグ
ストア紹介
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スタイルストアは2006年開店のオンラインセレクトショップです。「私と暮らしをアップデート」をコンセプトに、つくり手の顔が見える暮し回りの品々を集めています。つくり手がこだわりと思いを込めて制作するものは...もっと見る