こんにちは、yahaeです。

yahaeは靴下の産地として有名な奈良県広陵町の靴下工場ヤマヤの直営店です。
ヤマヤは1921年より靴下製造をしている老舗の靴下工場です。
長年培った技術を駆使して丁寧に編み立てた靴下は少し贅沢に感じるような価格ですが、品質を知って実際に履いていただくと納得していただける商品ばかりです。
消耗品として認識される靴下ですが、お気に入りの洋服のように大切に長く履いていただきたいという願いを込めて。

今回はそんなこだわりの詰まった２足をご紹介いたします。

オーガニックコットンとヨーロッパリネンの２足がセットになった、かかとボーダーのスニーカーソックスです。
肌触りの良い２種類の素材で編み立てた靴下は、暑い季節でも毎日履きたくなるようなさらさらとした気持ちの良い履き心地です。
その日の天気や気分で履き分けることが出来るので、洋服を選ぶように楽しんでいただけると嬉しいです。

つま先とかかと部分には古い機械が織りなす黄色と青の愛らしいボーダー柄。
実はこの柄を編むのにも高い技術力が必要なのです。老舗靴下工場ならではの小技の効いたデザインです。

カラーにもこだわりを詰め込みました。黄色は草木染めのフクギで染めた色。
化学染料は使わず、なるべく地球に優しいものづくりを心がけています。
人工的には作り出せない自然の優しいカラーはなんとも言えない美しさです。

日本独自の紡績方法「ガラ紡」の糸を締め付けの少ない編み地で優しく編み立てた靴下です。
他ではあまり見ることのないタオルのような豊かな風合いの靴下です。
締め付けも感じないため、ふんわり柔らかで一度履くとやみつきになる履き心地です。

靴と合わせてお楽しみいただくことはもちろん、ルームソックス として履くのもおすすめ。
柔らかく足を包み込むので、お家の中でのリラックスタイムにも最適。今の時期だとクーラーの冷え対策にも。

ガラ紡とは、日本独自に発達した紡績方法で作られた糸のことです。綿の繊維長が短い和綿を機械的に紡績する方法として江戸時代に考案されました。
そんな特性を活かして、現在はオーガニックコットンの落ち綿を原料に使用しています。
表情豊かで手紡ぎのような独自の風合いが楽しめます。不均一な凸凹とした独自のムラ感で空気をたくさん含むため、心地よい履心地です。

また、ガラ紡の素材は太さが不均一の為、通常の編み機では編めません。 40年以上前の靴下編機を改造したヤマヤ独自の技法で編み立てた一足です。

みなさまが大切に履きたいと思える靴下に出会えますように。その靴下がyahaeのものであれば、そんなに嬉しいことはありません。
これからも真摯にものづくりに励みますので、どうぞよろしくお願いいたします。