こんにちは、バイヤー楠です。TANG.(タング)の秋冬のラインナップの中で、最も人気のパイル裏毛シリーズが今年も入荷しました。素材使いにこだわりの強いブランドが、スーピマコットン100%の糸で編んだ贅沢なスウェットは、着心地抜群。通常の倍以上の時間をかけてゆっくりと編み立てる為、生産にかなり時間がかかり、入荷するのが年に1回のみというレアなアイテムです。
裏毛の人気を独占するラインナップ
パイル裏毛のシリーズは、これまでジップアップ(中)と7分袖プルオーバー(右)の2型でしたが、昨年新たにショールガウン(左)が加わりました。中でも今の季節にあると便利な2種類の羽織りを、このコラムではご紹介します。
左)ショールガウン、中)ジップアップ、右)7分袖プルオーバー
パイル裏毛のシリーズは、これまでジップアップ(中)と7分袖プルオーバー(右)の2型でしたが、昨年新たにショールガウン(左)が加わりました。中でも今の季節にあると便利な2種類の羽織りを、このコラムではご紹介します。
販売開始から6年目を迎える定番
シリーズの中で最も定番なのは、販売6年目を迎えるジップアップです。一般的に裏毛のジップアップというとフードの付いたパーカータイプが主流ですが、TANG.のものは一味違います。パーカーは洗濯時になかなかフード部分が乾かない…という女性ならではの目線から来るお悩みを解消するために、ショールカラーにしているんです。首もとにボリュームを持たせたデザインは、首の後ろがまでカバーしてくれるので暖かく着られるのがいいところ。
裾がポコッと膨らむデザインですが、フロント部分だけすっきりとさせているので、大人っぽく、ラフになりすぎないのもいいなと思います。
楽だからといって裏毛のようなカジュアルな服を着た時に、「何か違う・・・」と違和感を感じるのは、大人の女性あるある。このジップアップにその違和感が無いのは、出来る限りきれいめに、すっきりとさせた襟もとと、お悩みを解消するシルエット、そしてあえてカジュアルなアイテムに贅沢な素材を使っているからこそなんです。
さっと羽織るだけでサマになるガウン
昨年新たに仲間入りしたのが、前開きでさっと羽織るだけのガウンです。こちらは、ジップアップをお買い上げいただいたつかい手の声で、「腰にボリューム感があるので、すっきり着こなせなかった」というお声が届いたのがきっかけでうまれました。
ジップアップタイプは「首の後ろがまでカバーしてくれるので暖かく着られる」というお褒めの言葉が多かったので、このショールガウンも首後ろを高くしたデザインです。
ドルマン袖は、腕をおろした状態だと手首がわずかにのぞきます。ゆったりとしているのに、ほっこり感がなく、すっきりとして見えるのは、こういう女性らしさを感じるパーツをあえて隠さず見せることで、メリハリがうまれるからかもしれません。
ジップアップの方は前がファスナーでとめられるので、腰まわりの露出を抑えたい方、自転車によく乗る方などは、ショールガウンよりもジップアップの型が向いているかもしれません。
ガウンタイプの方は、羽織るだけでサマになるので、腰回りをすっきり見せたい方、コーディネートを組むのが苦手な方におすすめです。ご自分のお悩みやシーンによって、選べるようになったのがいいなと思います。
風合い重視の贅沢生地
コロナで自粛生活が長く続いた時に、肌触りのいいスウェットが多く出たのですが、数あるラインナップの中でも、このパイル裏毛シリーズが選ばれるのには、訳があります。
素材選びにこだわりを持つこのブランドが選んだのは、品質の良さで知られるアメリカの「BROS」という糸。中でも繊維が細く長く、しかも長さが均一で強く、耐久性に優れているスーピマコットンをこの羽織りに使用しているんです。BROSのスーピマコットンは、しっとりと柔らかい肌ざわりで、カシミヤに匹敵するとも言われています。
通常、スウェットに使われる素材は、動きやすさや耐久性があるものを選びがち。でも、素材にこだわるアイテム作りを得意とするTANG.は、あえてスーピマという贅沢な糸を使ったんですね。厳選した素材で紡績された糸は、専用の機械を使って、ゆっくりと時間をかけて編み立てられます。このシリーズが、軽くてふわっとしているのは、通常の倍の時間をかけて贅沢にあまく編み立てられているからです。
上質な素材と、程よい加減のデザインによって、ありそうでない一品に仕上がっているのはTANG.のなせる技。替えが効かないこのアイテムが、ロングセラーとなっているのも頷けます。まさに今すぐ着られるアイテムばかりなので、極上の着心地をお試しください。
ストア紹介
スタイルストア
スタイルストアは2006年開店のオンラインセレクトショップです。「私と暮らしをアップデート」をコンセプトに、つくり手の顔が見える暮し回りの品々を集めています。つくり手がこだわりと思いを込めて制作するものは...もっと見る