家でもおいしいコーヒーを淹れたいのに、喫茶店のような味にならない……。豆を替えるのもいいけれど、フィルターを替えるのもひとつの手です。
cerapottaの「セラミックコーヒーフィルター」は波佐見焼の技術を使った多孔質のセラミックフィルターです。手入れも簡単で、洗って繰り返し使えるのも嬉しいポイントです。
紙・布フィルターを使わず、繰り返し使える
こちらは目に見えないほどの小さな穴が無数に開いた多孔質のセラミックフィルターです。穴の大きさは5μm(マイクロメートル)。髪の毛の太さより更に小さな穴です。紙フィルターと同じように、コーヒー豆を入れてお湯を注ぐことにより、コーヒーを淹れることができます。
使い方は簡単。コーヒーサーバーにリング状のスタンドをのせ、その上にセラミックコーヒーフィルターをセットしてください。
使い終わったら、豆を捨てて、洗剤を使わず水洗いし、自然乾燥で乾かして完了です。紙フィルターは一度しか使えませんが、セラミックフィルターは繰り返し使えるため、環境にやさしいのも魅力です。
豆自体が持つ味わいを抽出でき、おいしく淹れられる
セラミックフィルターの穴は、不要な雑味を取り除き、コーヒー豆の油分(コーヒーオイル)を通すことができます。コーヒーオイルは芳醇な香りや深みの元となるため、セラミックフィルターで淹れたコーヒーは豆本来のうまみを感じられるんですね。
豆は「中粗挽き~粗挽き」をご使用ください。粗挽きならクリアな味わい、中粗挽きならバランスの取れた味わいを楽しめます(中粗挽きより細かい豆は目詰まりしやすいため、ご使用いただけません)。
一度に1~4杯までを淹れることができます。フィルターの内側には豆の量の目安となるラインが入っていて、分量をはかりやすいですよ。
ちなみに、コーヒーの味わいは、使う豆の量と、豆にお湯が接している時間で大きく変わります。こちらのフィルターは深さのある円錐形で、お湯の淹れ方によって味わいを変えることができます。
例えば2杯分のコーヒーを淹れる時、軽い味わいにしたい場合は、フィルターの縁の高さまでお湯を注ぎ続け、1回で淹れきります。一度にお湯を注ぐことで圧力がかかるため、抽出が速くなりさっぱりとした味わいになります。
深い味わいにしたい場合は、下から4つめの目盛りまでお湯を注ぐことを5回繰り返します。数回に分けてお湯を注ぐことでゆっくりと抽出できて、深くしっかりとした味わいになりますよ。
お手入れについて
基本のお手入れは「豆を捨てて水洗い」でOKですが、ドリップスピードが遅くなってきたり、酸味を強く感じ出したら、フィルターの目詰まりによって抽出力が弱まっている「お手入れ」が必要なサイン。煮沸や電子レンジで簡単にメンテナンスが可能です。
煮沸の場合は、鍋にフィルター全体が浸かるほどの水を張って、約10分ほど煮沸してください。
電子レンジの場合は、耐熱性の器にフィルター全体が浸かるほどの水を張り、500Wで5分、1000Wで2分30秒ほどを目安に加熱してください。いずれの方法の場合も、水1Lに大匙2杯程度の重曹を入れていたくとより効果的です。
洗って何度でも使えるから、お財布にやさしいのも嬉しいところ。おいしいコーヒーは、リラックスタイムやテレワークの良い相棒になってくれると思います。
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