|焼き物を思う気持ちが生んだデザイン
本来なら廃棄されるはずだったものに、柄という価値を与えることで「使われること」そのものに意味を宿す。
そんな想いから生まれた、新しい価値観の器を今回ご紹介させて頂きます。
日本で初めて磁器が作られた地として有名な佐賀県は有田町で、陶磁器の商品開発や販売を行ってきた株式会社山忠。同社が手がけるオリジナルブランドの「with style」から生まれたのが今回ご紹介する「B&W Sabi」シリーズです。
このシリーズの特徴である大胆に散りばめられた「サビ斑模様」と、ほのかにメタルな「ブラック」のカラー。実はこのデザインは、焼き物に一定の確率で起こる「鉄粉」による不良品を失くしたいという思いから生まれました。
「鉄粉」は、粘土の中や釉薬に含まれる鉄分が窯の中で焼かれることによって酸化し、それが黒い点のように器の表面に出ている状態のことを言います。悲しいことに、「鉄粉」が出てしまっただけで不良品となってしまうのです。そこで生まれたのが、銀粉が出たとしてもカモフラージュすることができる「サビ斑模様」と「ブラック」を用いるデザインです。ひとつたりとも焼き物を捨てたくないという、焼き物の産地ならではの優しい思いが込められています。
|個性的でいて、名脇役な一枚
柄が入っている器は「派手じゃないかな?」と敬遠してしまうこともしばしばですが、この「サビ斑模様」はシンプル派のみなさんにこそ推したい柄物です。
|職人が描く、たったひとつの柄
「サビ斑模様」と呼ばれる柄は、職人がひとつひとつ手作業で柄をつけています。手作業でつけている柄のため、柄の大きさや柄の入り方には個体差があります。
このどちらも同じ「B&W Sabi rim plate 170」です。
どんなものが届くかは届くまでのお楽しみですが、いずれの柄の入り方も「B&W Sabiシリーズ」の魅力を感じられます。
ひとつとして同じものがない唯一無二の柄が生まれるのも、職人が生み出す器の面白いところ。あなただけの、たったひとつの柄をお楽しみください。
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