冷凍ご飯をラップに包んで解凍すると、粒同士が潰れてべちゃついていたり、パサついていたりとイマイチ。でも忙しい毎日の中、冷凍ストックは強い味方に他なりません。

「ご飯がう米わん」は、この冷凍ご飯イマイチ問題を解消するべく、米どころ新潟の企業と五つ星お米マイスターの共同開発によって誕生しました。すのこの仕様によって蒸すように解凍できるから、冷凍なのにふっくら粒々ご飯に仕上がるのが特徴。食器寄りのデザインで深さもある為、そのまま食卓に出すこともできます。

こちらは五つ星お米マイスターの古守浩子さんが、主婦目線のこだわりも込めて監修された、冷凍ご飯用の保存容器です。特徴は、解凍時に蒸すように加熱できる「すのこ」が付いていること。

保存の際は、器にご飯を入れ、すのこをのせて蓋をします。ただし解凍時は、蓋を下に向けた状態（すのこがご飯の下にくる向き）で加熱するのがポイント。こうすることで、ご飯の余分な水分を落としながら、その水分で蒸すように加熱できる為、ふっくら粒々に仕上がります。

さらにもっと「もっちり感」を楽しみたいという方はぜひ、加熱の前に蓋にある注ぎ口から、小さじ1程度の差し水をしてみてください。加熱後は逆さ状態のまま、注ぎ口から溜まった水を捨てて、箸でごはんをほぐせば完成。スチーム効果で、冷凍ご飯であることを忘れるくらい、ふっくら×もっちりご飯に仕上がります。

お水を足せば、電子レンジを使ってちょっとした蒸し物も可能ですよ。

実は同じようにすのこのついた、冷凍ご飯用の保存容器は他にもあります。ただその多くは、ご飯の下にすのこを敷いて保存、そのまま解凍する仕組みです。これだと、ご飯の下に水分が溜まってしまう為、そのままは使いにくく、お茶碗に移し替える必要がでてきます。しかも、移し替える際には、すのこが落ちてくるというプチストレスが付いてくることも……。

一方こちらは、ご飯の上にすのこ方式だから、解凍後はスッとすのこを取り外せるし、加熱時は蓋を下に向けているからご飯の下に水分が溜まることもありません。電子レンジから出したら、蓋とすのこを外し、そのまま食卓でお茶碗としてお使いいただくこともできます。

お茶碗としても使えるからこそ、食卓で不便がないサイズ感に作られています。というのも、一般的な冷凍ご飯用の保存容器の場合、一膳分がぴったり入るサイズ感であることが多く、深さに余裕がありません。例えばそれをそのまま食事に使うと、卵かけご飯の卵はこぼれてしまうし、納豆などのごはんのお供も上手くのらないといった不便が生じます。

こちらは器部分に深さを付けることで、この問題を解決。ご飯の冷凍保存用容器というより、「冷凍保存できるお茶碗」と表現した方がしっくりくるアイテムだと思います。

ちなみに、形は庫内にすっきり収めやすい丸みのある四角型をしています。蓋の凹凸に器の高台がハマるので、複数を重ねて保存する時の安定感も抜群です。

内側はフラットで洗いやすく、しゃもじに使われる素材が採用されていて、ご飯がこびりつきにくいのも嬉しいところ。

「ご飯がう米わん」は、このように細部に至るまでつかい手の希望に応えてくれる、よくできた「うまい」一品です。