「ガスール」って、ご存じですか?モロッコだけで採れる、洗浄力と保湿力の二つをそなえたクレイ(粘土)のことで、美容効果の高いスキンケア用品として多くの方に親しまれています。
モロッコでは古くから石鹸のように使われていて、なんと顔も髪も身体もこれひとつで洗ってしまうのだそう。
ガスールの粘土を溶かしたものを、広いテラスに広げて乾かします
ナイアードのガスールは、それを地下水で溶かし、ろ過して、太陽と風で乾かしたとってもシンプルなもの。
乾燥した状態で保存するため添加物も一切入っていない、言ってみれば「粘土」そのものです。
使っているのは自然素材のみなのに洗浄力も保湿効果も素晴らしい!ということで、その評判は有名な某化粧品口コミサイトでも殿堂入りしているほどなんです。
ガスールの使い方
顔や髪を洗ったり、フェイスパック、マッサージなどのボディケアとしてもお使いいただける万能なガスールですが、「使い方がわからない・・・」という声もちらほら。実際の使用方法をご紹介します。
step1 測る
洗顔:欠片4〜5個(5g)
フェイスパック:欠片7〜8個(10g)
くらいが適量。
今回は、欠片4つで手の甲をパックしてみます!
step2 溶かす
水の量は、ガスール5gに対して10ml。おおよそ「欠片5つで大さじ1」という感じでしょうか。
計算が面倒ですが、一度やってみれば大体の量がつかめるはず。もしやわらかくしすぎたり固かったりしてもガスールや水を足したりして後で調整すればOKです。
お水をかけてから、待つこと2分ほど。
水分を吸って、こんな風に膨らみました!これを、手でぐるぐると混ぜます。ちょっと固いかな〜と思ったら少しづつお水を足して。
驚いたのが、水を含んだガスールは弾力があってふわっふわなこと。粘土ってこんなにふんわりするんだな〜と感心しました。
ふんわり感は気持ちよかったのですが、塗るには少し固かったので、水を少し足しました。
逆さを向けても流れ落ちないくらいの、マヨネーズくらいの固さがちょうど良さそうです。
step3 肌に乗せる
肌の上に乗せた時の感覚は粘土なのにざらざらした感じはなくて、とても滑らかでマットな感じ。
そして何より、ひんやりつめたくてすごく気持ちいい!!夏にぴったりな心地よさです。
この状態で3〜5分程放置。乾くと肌に負担をかけるため、乾く前に洗い流します。
step4 洗い落とす
洗うとすごくぬるぬるしていて、まるで泡立たない石鹸のような感じ。これはうるおい成分だそうなので、全部とりきらずにほどよく残してください。
使い心地は・・・
驚いたのは、洗い流した後のしっとり感!
まるで保湿クリームを塗った後のような、水分を含んだもちもちした肌触りになりました。
フェイスパックも試しましたが、しっとりつるつるになった上に、余分な油がオフされたような感じで翌日の化粧持ちが違いました。
ガスールは、皮脂汚れの吸着にとってもすぐれた粘土で、毛穴パックのように角栓を引っ張り出すわけではなく、自然と汚れを吸着してくれてお肌の負担が少ないんです。
固形と粉末はどうちがうの?
ガスールには固形状の「タブレット」と粉末状の「パウダー」があります。
固形
・水に溶かすとふんわりと仕上がる
・持ち運びに便利
・粉末より価格が少しお得
粉末
・水に溶かすとなめらかに仕上がる
・粒子が細かく、敏感肌の方に特におすすめ
・水にすぐ溶けて準備が簡単
ふたつの違いはこんな感じ。
ガスール本来の使い心地を味わうのであれば「固形」、手軽に楽しみたいという方はすぐに溶ける「粉末」がおすすめです。
紫外線で負担がかかった肌のリフレッシュにおすすめのガスール。ぜひ一度お試しくださいね。
自然と心地よくなる商品を旅して発見
商品を通じて自然の素晴らしさとエコロジーの大切さを実感させてくれる「naiad(ナイアード)」。古来から受け継がれ、時代を生き残る力を持つ商品や、その伝統を尊重しながらも新しい製法を取り入れた商品を数多く取り扱っています。 心にも身体にも環境にも優しい自然な生活のため、上質で美しいものを求めて世界中を旅し、現地の人々と共同で企画・生産。家庭で自分たちのためだけに作られる安心で安全、手にするだけでここちよくなる品々を届けています。
ストア紹介
スタイルストア
スタイルストアは2005年開店のオンラインセレクトショップです。「私と暮らしをアップデート」をコンセプトに、つくり手の顔が見える暮し回りの品々を集めています。つくり手がこだわりと思いを込めて制作するものは...もっと見る