秋の夜、澄んだ空に浮かぶ三日月は、人々の願いをそっと受け止める存在でした。
細く弧を描くその姿は、やがて満ちていく未来の兆し。

虫の声に包まれる静かな宵、心に秘めた夢を語れば、
三日月はやさしく耳を傾け、満ちゆく月へと導いてくれる――。

ひんやりとした夜気の中で光る月は、まるで「大丈夫、進んでいこう」と
ささやくように、私たちを見守っているのです。

ある夜、月が美しい光をこぼし、その雫が地上に降り注いだ――。
その一滴が、虹色に揺らめくオパールとなったと語り継がれています。

月の光を閉じ込めたようなその石は、角度によって表情を変え、
持つ人の感性を澄ませ、未来へと導くお守りに。

三日月の指環に、小さなオパールがきらりと光るとき、
夜空に浮かぶ月とその雫が、あなたの指先に宿ります。

願いを込めれば、月の光が心をやさしく包み、歩む道を照らしてくれるようです。

この機会にぜひ、月の雫を指先に。