お米を研ぐ時にザルを使っている方も多いと思いますが、なんとなく選んだものを使っていたりしませんか？米とぎに理想的なのは、「マタタビざる」なんだとか。耐久性に優れ、弾力性があり柔らかく、水を吸うと網目が締まってお米が通らなくなるという特徴があります。ですが、生産量が少なく高価で、天然素材なので手入れにも気を使うというデメリットも。

日常使いしやすく、それでいて、マタタビざるのようなお米を研ぐためにぴったりの道具を作りたい。そんな思いから、料理研究家の松田美智子先生監修の元作られたのが、「米とぎにも使えるザルとボウル」。
ザルとボウルのセットで、お米をふっくらとみずみずしく炊き上げるお手伝いをしてくれます。

お米を研ぐ以外にも食材の洗浄や水切り、耐熱性が高いため下ごしらえや簡単な調理も任せられるのが魅力。重ねられるから場所も取らず、さまざまなシーンで活躍します。

お米を研ぐ時の大切なポイントはふたつあります。

まずひとつは、水切れがいいこと。お米は、一番最初に水に浸けた瞬間に、吸収できる水分の約6割を吸い込むんだそう。そのため、きれいな水を使い糠や余分な胚芽を素早く洗い流すことが大切です。

このザルは底から縁まで縦に長いスリットが長く入っているため、一般的な金網やパンチングのザルに比べて水切れがよく、お米を洗った水がすぐに流れていってくれます。

お米を研ぐ時の大切なポイントのふたつめは、お米を傷つけないこと。金属製のざるや炊飯器の釜は素材が硬く、米を研いでいる最中にお米が割れたり欠けてしまうことも多いんだとか。割れや欠けはお米がべちゃっとしてしまう一因になります。

こちらは独自開発の樹脂で、米とぎに最適な柔らかさを実現。目指したのはマタタビざるの柔らかさです。芯がありながらやわらかい独自の弾力性で、米粒が割れづらくなっています。また、鍋や炊飯器に米を移す時も、このやわらかさのおかげで移しやすいですよ。

ボウルとセットなので、米の浸水までこれひとつでできるのも嬉しいポイントです。

深型は、ザルが高さ104mmと深めで、お米なら4カップ（4合分）までが一度に研げます。また、米とぎにも使えるザルとボウルシリーズは、いずれも耐熱温度が140℃と高いため、米研ぎ以外にも、茹でた麺をあげたり、油抜きをしたり、野菜を洗ったりと、お料理の下ごしらえを任せることもできます。

水切りした後に食品がひっかかりやすい内側は段差一切ないので、洗いやすくお手入れも簡単です。

カラーは、清潔感のあるホワイトとグレーの2色をご用意しました。マットな質感で安っぽい印象にならず、どちらも落ち着いた色味。キッチンにやさしく馴染んで、明るさを添えてくれますよ。

米研ぎや水切りが効率よくできるのも、ザルとボウルがぴったり合っているからこそ。水切りから調理、さらに食卓に出すまで1つで完結するのが、何よりの魅力です。お米は毎日炊くものだからこそ、美味しいものを。炊く道具だけではなく、研ぐ道具にも目を向けていただくきっかけになればいいなと思います。