春の野を駆けるうさぎと、
その足もとに咲く小さなすみれ。

自由に跳ねるうさぎは「新しい始まり」の象徴。
すみれは「誠実さ」や「静かな強さ」を意味する花といわれています。
ふたつが寄り添うように並ぶ姿は、
軽やかさと落ち着きをひとつにした、
穏やかな美しさを感じさせてくれます。

飛び跳ねるうさぎが模様と一体になったデザインは、
動きのあるリズムを指先に描きながら、
中央で静かに光るローライドガーネットが
深い紫の輝きで心を静かに照らします。

かわいらしさの奥に、
野の気配やしなやかな意志を秘めたこの指環は、
日常の装いにも、特別な日にもそっと寄り添う存在です。
見るたびに、小さな物語が胸に灯るような。