肌の悩みは体中で異なります。手、顔、体、足、と部位ごとにケアアイテムを分けるのはちょっと面倒。持ち歩くにも不便ではないでしょうか。
そこでおすすめしたいのが、暮らしに寄り添うことを大切に考えながら、父と娘の共同開発で生まれた「Avec(アヴェック)」のスキンクリームです。シンプル処方だから、これ1本で体中にマルチにお使いいただけます。しっかり潤うのに、つけ心地はサラサラで日常動作に支障をきたさないのも嬉しいひと品です。
父娘二人三脚で作った、全身に使えるクリーム
左:つくり手の荒井利代子さん 右:お父様の古川利正さん
こちらのつくり手の一人である荒井利代子さんは、ナチュラルチーズ作りの仕事に携わる中で、水仕事による手荒れに悩まれていたそうです。手荒れの改善と暮らしに合ったお手入れの両立を目指し、協力を求めたのは、長年に渡って化粧品メーカーで研究開発を行ってきたお父様。
フランス語で「~と一緒に」を意味する、「Avec(アヴェック)」というブランドの名前は、つかい手の日常に寄り添うものになって欲しいという願いはもちろん、こうした父娘の共作であることも由来になっています。
そうして生まれたのが、髪から足先まで全身に使えるマルチな「スキンクリーム」と、口唇、目元、指先などパーツケアに使いやすい「スキンバーム」。
ハンドクリームやボディクリーム、リップバームのように使用部位を特定しない「スキンクリーム」「スキンバーム」と名付けられているのもポイントです。植物・天然由来にこだわり、由来の分かる持続可能な原料のみを使用することで、安心して全身に使えるように作られているのがその理由。
部位に合わせて使い分ける煩わしさを感じている方や、悩みに応じて増えていく化粧品の多さを何とかしたいと考えている方にも、1本でケアできるこちらはおすすめです。
サラサラとしっとりが両立する、日常に寄り添う使用感
個人でスキンケア製品を作っているという時点で、相当なこだわりが伝わってきますが、中でも一番驚くのは使用感の良さです。スキンクリームは、つけた直後からサラサラとしているのに、不思議としっとり潤います。だから、つけてすぐに本をめくっても、PCやスマホを触ってもべとべとしません。
この秘訣は配合バランスや仕上げのタイミングにあり。原料をどれくらい混ぜるか、どの段階で次の原料を入れるか、ほんの少しの差で結果は大きく変わると言います。
また、ビーカーの中で行う実験と量産のタイミングでも条件は全く異なるから、繊細な見極めが必要です。研究者が父であるからこそ、そこの追求が叶うのだと荒井さん。「同じ材料を使っても、作る人が違えば料理の仕上がりが違うのと同じ」という言葉が印象的でした。今でも、量産時には製造の現場に赴き、細かいタイミングの指示をしているそうです。
原料は全て記載!シンプルだからより効果を引き出せる
そのため、使用する原料の質と量にも特徴があります。成分表示には、その全てが漏れなく記載されているのも信頼がおけるところ。そんな成分表をご覧いただくとお分かりいただけると思うのですが、使用されている成分の数はさほど多くはありません。その分、一つの成分の配合量が多くなります。つまり、有効成分がより多く含まれているから、高い効果を引き出せるということなのです。
スキンクリームは心が落ち着くクロモジの香り、スキンバームは爽やかなシークワーサーの香り。いずれも香りが強すぎず、穏やかにふわっと香ります。
手を洗った後、水仕事の合間に、さらっとつけることができるスキンクリーム。そのついでに、乾燥の気になる毛先に塗ったり、ふと目についた足のかさつきをケアしたりできるのが嬉しいところ。しっとり潤うのにべたつかないから、肌だけでなく日々にも心地よく馴染んでくれます。
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