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ようこそ、我が家へ

ストア:KOZLIFE掲載日:2020/05/09
こんにちは〜

みなさん、ゴールデンウィークは
いかがお過ごしでしたか?

私(かおり)はセルフネイルや
顔パック、ストレッチなど
宣言通りの ”美容 Week” でした!


さてさて、
今日はいつもと趣向を変えて
ブログをお届けしますよ〜!

というのも……
”ferm LIVING Stories"という
ブログ連載を始めることになりましたきらきら

KOZLIFEでも大人気!
デンマーク生まれのferm LIVINGですが
そんな彼らが注目する人物や
アイテムを紹介するというものです。

そこに、私の目線やデンマーク経験など
いろいろ混ぜ込みながら
お届けできたらいいな〜♪
……と思っている次第です。
(ドキドキです。。)


記念すべき第1回目は。。。

ラトビア・リガ在住の
アグネーセ・クライナへのインタビュー!
(デンマークじゃない!笑)

タイトルは……
ようこそ、我が家へ


アグネーセ・クライナが住んでいるリガは、
バルト三国のなかで最も大きな首都。

アール・ヌーボー様式の美しい建物と
シンプルな木造の家が隣り合わせに建ち並ぶ、
古き良き時代の面影が混在した場所です。
(「バルト海の真珠」とも呼ばれています!)

そんな場所で、コンセプチュアルマガジン
『BENJI KNEWMAN』の編集長であり
ラトビアのアートシーンの中心人物でもある
彼女にfermLIVINGは出会いました。


彼女の住むアパートメントには
インターホンがないので
外の通りでfermの取材クルーを
お出迎えしてくれました。

鉄の門へと続く広い階段は、
この建物が建てられた貴族の時代を思わせます。

Agnese Kleina
BENJI KNEWMAN編集長・アグネーセ・クライナ
彼女はラトビアの人々が
いかにシャイで物静かであるかを語りながら
自身の人生のことや
アート、植物、帽子などをコレクションした
個人美術館のことなど
静かに話してくれました。

〜 自分を信じて 〜
どうしてこのアパートに引っ越してきたのか、
そのことについて話すには
サイモン&ガーファンクルの話からしなくちゃね。

前に一度、サイモン&ガーファンクルの
アート・ガーファンクルのインタビューを
読んだことがあるのだけど
彼は毎年ヨーロッパを歩き回っているそうよ。

彼が言っていたことで
ずっと頭に残っている言葉があるの。

「自分を飽きさせないことが大切だ」

っていう言葉。

それまでの私は、
好きでもない人生を送っていたんだけど
それを変えよう!
…って決心したの。
仕事を辞めて、新しいアパートを見つけて、
自分の好きなことをしよう!ってね。


この場所は運よく見つけることができたの。
実はインターネットに掲載されていたとき
画像があまりにひどかったからなのか
誰も見向きもしないところだったのよ (笑)

でも私は、
ドアを開けた瞬間に目に飛び込んできた
細かなディテールの美しさにビビッときたわ!

ネットに掲載されていた写真を
撮った人を知っていたから
こんなひどい画像にしてくれた彼には
とっても感謝しているの。
〜 人生を変える何か 〜
コンサルティング会社で働いていたときは、
その状況に全く満足していなくて。

ある日、グラフィックデザイナーのマダラと
遅くまで仕事をしていたとき、
はっきり言ったの。

このまま一生他人のために仕事をして
不満を抱えたままがいいのか
自分たちで雑誌を作るのがいいのかって。

彼女はすぐに『作ろう!』と言ってくれた。
その瞬間、ただの夢だったことが
あっという間に人生を変える”約束”に変わったの。

それから少しして、
仕事を辞めてイチから雑誌を作り始めたわ。

マダラは初期の頃から
一緒にレイアウトの構想を
練ってくれているんだけど
それ以外は編集から発送まで
ほとんど自分でやってる。

ここまでのつもりはなかったから
今日までやってこれたことに
驚きと誇りを感じているわ。

〜 日本留学が教えてくれたこと 〜
文章を書きはじめたのは16歳のころ。
バルト海のすぐそばのリエパーヤで
両親と暮らしていたの。

18歳のときに広島に交換留学に行ったのだけど
そこでの経験は、本当に驚きの連続!

インターネットが普及する前だったから
手紙を書いたり、家族に電話したり。
そんな中で初めて

「やり方は一つじゃない」

ということを実感したの!!

今では実家に行くときはバスに乗って
その道中で人を観察するのが大好き!
もちろん携帯の画面に向かっていることも多いけど
人の生き方を ”この目で見る” のが好き。

そういう人の話が私の雑誌の中心なのよ。
〜 世界で評価されても、ここで暮らす 〜
広島留学のあとは、
フランス語を勉強し始めたの。

その関係でフランスにも1年いたけど
そのあとココに引っ越してきてからは
一度も海外へ出よう思ったことはないわ。

今はラトビアのマインドで仕事をしているけど
ここにいるとその方がずっといいわね。

今の世界の何がいいかというと
実際そこに住んでいなくても
ニューヨーカーやロンドンっ子の
リアルなライフスタイルを
リガに持ち帰ることができることだと思う!
〜 美術館のように飾る 〜
ものを選ぶときは実用性を重視するわ。
でも実際、実用的で必要なものって考えると
ベッド、テーブル、椅子、机くらいよね?

若い頃は、ファッションに凝っていたから
身の回りのものは二の次。
まずは自分のことに目を向けていたの。

けど次第に
インテリアにも目を向けるようになったわ。

私がインテリアで気に入っているのは
洋服のように消耗していかないこと。
時間が経てば経つほど
美しく変化していくものもあって。

だからこそ、見た目って大事だと思うの。
私の家はちょっとした美術館みたいな
感じかもしれないけど
毎日いろんなことを考えちゃうから
整理整頓されている
こんな場所が必要なの!
〜 私にとってのHOME 〜
リガ市内のいろんな場所に住んできたわ。
そのうちの一つは叔母のもとで
友達とベッドをシェアして
4年間も暮らしていたのよ!

私にとっての家というのは
心休まるための
ただの素敵な ”枠組み”ってだけで
あなたが心の中に思いうかべる姿のことなのよ。


アグネーセのインタビュー、
いかがでしたか?

いろんなことを大胆に
そして軽やかに行動に移している彼女。
私には眩しくうつりましたきらきら


「自分を飽きさせない」という言葉、
STAY HOME が続く今だからこそ
心にグッとくるものがありますね。

それでは、次回もお楽しみに♪

ferm LIVING|Plant Box(プラントボックス) 日本正規代理店品【受注発注】
ferm LIVING|Plant Box(プラントボックス) 日本正規代理店品【受注発注】
38,500円~
ストア紹介

KOZLIFE

「LOVE FOOD LOVE LIFE」をモットーに、北欧の豊かな暮らしをお手本にしたインテリア、キッチン雑貨、ファッションのお店です。 自分たちが実際に使ってみて本当に「良い!」と思ったモノをセレク...もっと見る