すりおろした食材の繊維と汁を分ける作業は手間がかかるもの。箸でつまんだり、ザルでこしたりする必要がありますよね。
松田美智子の自在道具の「自在四角おろし」はおろす部分と汁が溜まる部分の高さに差があるため、汁と繊維を分けやすいんですね。硬めの土を使った陶器製だからすりつぶすのではなく、切りおろす感覚でおろせます。器のようなビジュアルで食卓になじむので、食事中におろし器を使いたいときにも重宝します。
おろす部分に高さがあるから、汁が溜まりやすい
陶器や磁器のおろし器は他にも流通していますが、こちらの自在四角おろしが特徴的なのは「高さ」です。おろす部分と汁が溜まる部分の高さに差があるので、おろし汁と繊維を分けやすく、しっかりと水分を切ったおろしを作ることができます。
おろし器の形状によっては、汁の中から箸で繊維をつまみ出さないといけないこともありますよね。自在四角おろしなら、その手間を省くことができますよ。また、こちらは四角形で角があるため、汁を注ぎやすいのも嬉しいところ。生姜などの小さい食材は頑張ってすりおろしても、使える汁はわずかな量。こちらを使えば、頑張っておろした汁を無駄にすることなく使い切ることができます。
硬さがあるから、しっかりおろせる
作っているのは岐阜県の山只華陶苑(やまただかとうえん)。1794年(寛永6年)の創業以来、美濃焼の産地・岐阜県多治見市にて、すり鉢やおろし皿など、生活に寄り添った陶器を作り続けているつくり手です。
山只華陶苑では、硬さがある土を使っているので、切りおろす感覚でおろせることが特徴のひとつ。簡易的なおろし器では、食材をすりつぶすようになることがありますが、こちらは繊維を切るようにおろすイメージです。そして、金属製のおろし金は金属臭が気になる方もいらっしゃると思います。金属臭に敏感な方にとっては、陶器のおろし器は食材の味を損ねないのも良いポイントです。
器のような見た目だから、食卓になじむ
陶器製で注ぎ口もないため、器のようなビジュアルです。金属製だと、「調理器具」といった印象が強くなってしまいますが、こちらなら卓上に並んでいても違和感がありません。釉薬の表情も、器に近い感覚の理由。陶器やガラスなど、他の器と共存できるおろし器です。食卓を邪魔しないので食事をしながら、卓上でおろしたての薬味を楽しめます。
おろしたての生姜を使えば、うどんや冷ややっこ、お刺身などの料理が一層おいしく感じられると思います。にんにくをすりおろして、ラーメンやサラダにトッピングすれば、香りや甘さが引き立ちますよ。薬味の質が変わるだけで、いつもの献立がワンランクアップするような感じがします。
高さと硬さがあるから、食材をしっかりすりおろせるアイテム。機能性を持ちながら、器のような存在感で食卓の雰囲気を邪魔しません。陶器製のおろし器を使ったことがない方や今お使いのおろし器がなんとなくしっくりこないという方は、ぜひ試してみてくださいね。
ストア紹介
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