丸いバターケースはこうやって生まれた。
長野県上田市の陶芸家阿部春弥さんがデザインを監修し、愛知県瀬戸市のメーカー、窯元、わざわざの4つが協力して作ったわざわざオリジナルのバターケースです。
今回は圧力鋳込みという技法を使って作っています。(1)粘土を練り、(2)石膏型に圧力をかけて流し込み、(3)型から外し、(4)乾燥させ、(5)素焼きの後、(6)ろうを引き、(7)釉薬をかけ、(8)焼成し、(9)仕上げをして作品が完成します。その後、梱包の工程をはさみ、わざわざに到着。オンラインストアに掲載され、注文を受けて出荷。こうして皆さまのお手元に届きます。
工程の全てに、人間が関わっています。おおよそ300kgの粘土を練るのは機械ですが、そこに粘土を入れるのは人、水分量をコントロールするのも人です。圧力をかけるのは機械ですが、重い石膏型を運び、並べ、型を外すのは人です。釉薬をかけるのも人、想像よりずっと手仕事です。そして、要所要所に様々な経験と技術が活かされています。
窯元の皆さん。鈴木さんご一家です。ありがとうございます。人から人へ、手から手へ。思いをつないでひとつの形に。
スタッキングできるバターケース
重ねて収納できるように上部がくぼんでいます。200gのバターを半分に切って重ねて入れるとぴったり入るサイズです。塩や砂糖壺にしてもよし。梅干しや漬物、常備菜を入れてもよし。冷蔵庫から食卓へ直接出す事ができて便利です。蓋と本体を色違いで組み合わせて使用してもまた違った雰囲気を楽しめます。
室温に戻したバターとりんごジャムを混ぜてりんごバターを作りました。
ストア紹介
パンと日用品の店 わざわざ
パンと日用品の店〈わざわざ〉は長野県東御市御牧原の山の上にポツンと佇む小さなお店。“よき生活者になる”を合言葉に、薪窯で焼いたパンと、食と生活それぞれの面から、独自の選定基準を定めて自分たちが心からよいと...もっと見る