こんにちは〜
先週からスタートした
Kalevala Stories!
もう読んでいただけましたか?
今週のストーリーでは
美しい黄金と
フィンランドのある金細工職人との
運命的な出会いによって生まれた
ジュエリーについてお話しします。
〜 始まりは、黄金に満たされたボトルだった 〜
60年前のある日、
一人の女性がラップランドで採取された
金塊の入った酒瓶を手に、
ヘルシンキのFredrikinkatuにある
若い金細工職人の店に足を踏み入れました。
彼女は義理の娘のために、
この金塊でジュエリーを作って欲しかったのです。
金細工職人Björn Weckströmは
デザインミュージアムが彼女に推薦した人物で、
彼はちょうど
ラップランドを流れるLemmenjoki川を訪れ、
小さな金塊を採取したり
それよりも大きな金塊を見たばかりでした。
そのマットな輝きに、彼は深い感銘を受けます。
魂の抜けた、
生気のなく研磨されたそれとは違い、
自然のままの黄金だったのです。
若きWeckströmは、
実験のための材料が
豊富に手に入ったことに興奮しました。
そして、黄金の持つありのままの形や
ソフトマットな輝きを壊さぬよう、
ブレスレットやリング、
ネックレスをデザインしました。
(一番右がBjörn Weckström、その隣にはPekka Anttilaの姿が。)
それと時を同じくして、
1960年に金細工職人Pekka Anttilaは
Kruunukoru Oyを設立。
Kruunukoruは小さな金細工工房で、
当時とても流行していた
スムースブレスレットや
ビスマルクチェーンを作っていました。
ジュエリーは非常に高品質でしたが、
Pekka Anttilaはこれが
フィンランドの未来に貢献することは
ないだろうと感じていました。
何か新しいものを作らなくては。
彼は偶然にも
Fredrikinkatuにあるお店のウィンドウで、
あのラップランドの金で作られた
Björn Weckströmのジュエリーを目にし、
興味を持ちました。
AnttilaとWeckströmは
連続的に生産できるジュエリーの形状や
構造を再現できる技術の開拓に着手しはじめます。
けれどもこの新しいスタイルは、
当初あまり受け入れられませんでした。
彼らが新しいジュエリーを手に門を叩いた
ある宝石店では、
「100年後にまたお越しください」と言われてしまうのです。
***
さて、今後この二人はどうなるのでしょうか?
そして、Kalevala (カレワラ)と
どのように関わりはじめるのでしょうか?
ストーリーはまだ始まったばかり!
次回をお楽しみに。
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