座っている時にかかる腰への負担は起立時の1.5倍、姿勢が悪いと2倍にまでなるんだとか。そりゃあ腰も痛くなるなと日々の長時間デスクワークを顧みてしみじみ思います。
腰の負担を軽減する方法は座り方にあって、具体的に言うと「背骨のS字カーブを崩さずに座る」
ことが大切だそうです。
姿勢の補助のために、クッションを使っていらっしゃる方も多いと思いますが、今回ご紹介する背当てクッションはなかなか考えられたものでした。
一般的なクッションによく使われる綿や低反発ウレタンなどはやわらかく感触が良い反面、水濡れするとかなり乾きづらく、劣化の原因になるため洗えないものがほとんどです。毎日のように使うものなのに、手入れが難しいというのが弱点なんですね。
そこで、洗えてなおかつ弾力がありしっかりサポートしてくれる素材と中材をとことん探して作られたのがこの「ざぶざぶ背当て」です。
仕切られたような一風変わった形にも理由がありまして、身体に触れる部分によって、中材の固さを変えているんです。
腰部分には、骨盤をしっかりと支えるために、固めのパイプ素材が使われています。
背中に当たる面には、柔らかめのパイプ素材。低反発ウレタンのような弾力性があり、背中全体をやわらかくサポートしてくれます。
裏面のメッシュ素材の部分には通気性を良くするため、そしてクッション自体に自立性をもたせるために、気泡がたくさん空いた特殊なウレタンが使われています。
真ん中に入ったラインは、中材の偏り防止とあわせて、クッションを背中にぴったりとフィットさせる役割も果たしています。一箇所に体重がかかることなく負荷が分散されるんですね。
このフィット感が絶妙で、腰と椅子の背もたれの間を埋めてくれて、背骨のS字ラインを保てるようにきちんと補助してくれます。
このクッションのもうひとつの大きなポイントは、「自立する」こと。
小さな腰クッションや、自立しないクッションは「座りなおす時に背中に挟みなおし、位置を調整する」という動作が必要になりますが、この一手間が意外と面倒。きちんと椅子の上で自立する背当てであれば、座るだけで腰と背中にフィットさせられます。
こちらのざぶざぶ背当てと一緒にお使いいただける「ざぶ座布」もお取り扱いしております。
色は全部で5色。落ち着いた色からお部屋のアクセントになる色まで、どれを組み合わせても相性が良くなるようご用意しております。
ワークチェアではもちろん、ダイニングチェアやソファなどでも使えるので引越し祝いや、ご両親への贈り物にもおすすめです。
この背当てを作っている「Platz(プラッツ)」は、明治20年代に京都・西陣にて創業した老舗座布団メーカー。
使う人のことを考えた仕様とその確かな縫製技術は、創業以来変わらず高い評価を受けていて、製品は全国の社寺仏閣や有名料亭でも使われています。
実は、この「背当て」には元々洗濯不可で、自立しない仕様のものがありました。
でも、使用したお客様から「洗えるものがほしい」「椅子の上で自立してほしい」という声を受けて作られた改良版がこの「ざぶざぶ背当て」。使い手の声を真摯に受け取って、誠実なものづくりをされていらっしゃいます。
■商品についての注意事項
・ご使用のパソコンのモニターによって、実際の商品と色柄が異なって見える場合があります。予めご了承下さい。
・実際の色、質感、サイズ、重量には多少の差があります。予めご了承下さい。
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