数々のブランド靴の生産を手掛けている東京靴研のオリジナルブランドKUTSUNE（クツネ）にリクエストし、ジップアップのショートブーツを作ってもらいました。日本人の足に合う木型を使っているので、足を入れてみると包み込まれるようにフィットするこちら。すっきりとした見た目ですが足に負担が無く、長時間履いても疲れにくいのがいいところです。上げ下げしやすい大きめのジップを採用するなど、婦人靴の専門メーカーならではの知見と技術を注いで完成させた一品です。

KUTSUNEのショートブーツは、ステッチをできる限り表に出さず、スッキリ見えるようにと考えられているので、スタイリッシュな印象です。

ぱっと見は細身で、幅広・甲高の人が履くと窮屈に感じそうな印象。でも、足幅は、3Eとゆったりめで、厚手ソックスを着用しても快適に履くことができます。

日本人の足に合う木型を使っているので、足を入れてみると包み込まれるようにフィットするんです。見た目と履き心地の良さに、いい意味でギャップを感じると思います。

ヒールはかかと部分で約3.5cmです。中底には低反発素材スポンジを入れているので長時間歩いても疲れにくいうえに、カジュアルになりすぎないので、オフィスカジュアルでも履けると思います。

こちらの靴に使っているのは、アクアソフトという名前の防水革です。天候を気にせず履けるのがいいなと思います。

アクアソフトは、防水スプレーでお馴染みのスコッチガードの薬剤を、革をなめす段階で浸透させているのが特徴です。山登りなど、強い雨にさらされる環境でも、その衣類にスコッチガードの防水スプレーが多く使われているというところからも、防水力があるのがわかります。

その薬剤をしみこませた革は、防水力が落ちにくいのがいいところ。靴の構造上、雨の侵入を完全に防ぐことはできませんので、土砂降りの日はお勧めしません。でも、天候が怪しく、降ったりやんだりを繰り返す日や、小雨の日などは、気にせず履いていただけると思います。

また、底には氷の上でも滑りにくいと世界的に評価されてるVibram（ビブラム）社製のゴム底を貼っています。Vibram社は登山ブーツ用ソールをはじめ、ソールを専門に作っているイタリアのメーカー。世界的な靴ブランドも、ソールはVibram社のものを採用するなど、滑りにくく耐久性のあるソールを作られています。

クッション性が高くて足の返りも良く、床が濡れていたりツルンとしている場所でも滑りにくい点も魅力です。雨の日の濡れた床の上を歩く際に、自然と体は緊張するもの。それによって、気づかないうちに足が疲れてしまうのですが、そんなストレスも無くなると思います。

一見すると重厚感がありますが、片足で約260g。ソールに本革を使った靴と比べると、ものにもよりますが重さは約半分くらいかなと思います。

こちらのブーツの特徴がもう一つ。それはファスナーを上げたところに、カバーが付いているところです。

上げ下げがしやすく、ぱっと履けるようにと、大きめのファスナーが付いているのですが、ファスナーを上げ切ったところに、傘のようなカバーが付いているんです。

このカバーは、もう片方の足のブーツを傷つけない為のもの。自分が普段履く靴の内側をよく見ると、擦れている方、いらっしゃいませんか。実はジップアップブーツは、歩いたり自転車に乗ったりと日常生活を送っていると、気づかぬうちに、ブーツ同士が擦れて傷がついてしまうことが多いです。

カバーは、ブーツを長く美しい状態で履くためのちょっとした工夫だったんですね。画像でアップすると、このカバーがすごく主張している感じに見えるのですが、実際はこの通り。スタイリッシュな見た目なので、ご安心ください。

幅広・甲高の人でも楽に履けて、そのうえ、雨の日にも対応する、疲れにくいきれいめブーツ。私たちがショートブーツに求める条件を、全て詰め込んだような一足です。

サイズは、1(22.5〜23.0cm前後)、2(23.5〜24.0cm前後)、3(24.5〜25.0cm前後)の3種類。ワイズ（足囲）は3Eくらいなので、標準よりゆとりがあります。普段履いている靴よりも少し大きめに感じられる方が多いかもしれません。通常24.5cm〜25.0cmの靴を履いている甲高・幅広のスタッフは、サイズ3がぴったりでした。また、標準幅で、普段24.0〜24.5cmを履いているスタッフは、サイズ3だと少し大きい印象でした。

その場合はワンサイズ落としていただくか、サイズ3でインソールで調整するか靴下の厚さで調整いただくのがおすすめです。ぜひ試してみてください。

■商品についての注意事項
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