鹿鳴(ろくめい)は、およそ30年前に制作され廃盤になっていた鉄瓶の柄を復刻した鉄瓶です。
『岩手の自然を感じるような鉄瓶を作りたい』と及富さんを尋ね、何度か打ち合わせを重ねていた時に、鋳形を保管している倉庫でこのデザインと出会いました。
シカが鳴いて仲間を呼び、ゆったりと食事をする様子から『鹿鳴(ろくめい)』という名前をつけました。
「鹿鳴」とは、賓客をもてなす宴会をさす言葉でもあり、大切な人との和やかな時をこの鉄器と共に過ごしていただけると嬉しいです。
鹿鳴の角つきバージョン。
鹿角付き南部鉄瓶は、南部鉄器の歴史の中でも初めての出会い。
角は岩手で害獣駆除されたもので、猟師さん達から買い上げた角を使用しています。
鹿角つき鉄瓶『鹿鳴』は、見た目のインパクトだけではありません。
お湯を沸かすと鉄瓶の蓋も熱くなり、そのまま掴むことはできませんが、鹿角の持ち手は熱を通さないので素手で楽々掴むことができるのでとても便利。
鹿角はしなやかな素材なので割れに強く、耐久性もあります。
鉄分補給、直火使用可能な釜焼き仕様で制作しました。
伝統技法である釜焼きは鋳造した鉄瓶を再度800度で焼くことにより、内部に黒サビと呼ばれる被膜を形成します。
鉄と水が溶出するために欠かせない加工です。
南部鉄器は、実はI Hでも使えます。
オール電化住宅につき諦めていた方もぜひ。
※IH200V以上でご使用の場合は、弱火〜中火にてご使用ください。
(100V200Vでの反応を確認しておりますが、IH機器の機種によっては反応しない場合もございますので、メーカーにお問い合わせください)
もちろん直火も大丈夫。
薪ストーブにも、よく似合います。
鹿鳴は、山ノ頂と及富とのコラボ商品です。
岩手では年間約2万5000頭以上の鹿が駆除されていますが、ほとんどが活用されず廃棄されている現状です。
『山ノ頂』は、廃棄されている山の恵をなるべく多く利活用していくことを目的として縁日が立ち上げたプロジェクトです。
及富は1848年、現在の岩手県奥州市水沢羽田地区にて、初代 及川利源太により宝生堂として創業され、伊達藩の保護のもと伊達家のお抱え釜師として活躍しました。
及富茶の湯から始まった及富の歴史は、170年を越え現在も継承されています。
盛岡、奥州、二つのルーツをもつ岩手県の鉄器産業が南部鉄器として伝統的工芸品に指定されたことからこの地に古くから伝わる鉄器の魅力を伝えています。
近年では史上初の鉄瓶内部の装飾、日本のポップカルチャーとのコラボなど 常識にとらわれず、伝統と革新をモットーに意欲的に制作に取り組んでいます。
⚫︎本体大きさ・重量・容量は、制作工程の都合上、表記と若干誤差がある場合がございます。
⚫︎IH200V以上でご使用される場合は、弱火〜中火でお使いください。
⚫︎洗剤、スポンジやタワシは使用しないでください。
⚫︎茶のタンニンと鉄の反応により、お湯とお茶を入れっぱなしにすると、お茶の色が濃くなりますが、
有害なものではありませんのでご安心ください。
< お手入れ方法 >
軽く濯ぎ洗いした後、ごく弱火で空焚きします。
この際に空焚きしすぎたり、空焚きした後急冷しないよう、ご注意ください。
鉄瓶が割れる恐れがあります。
en・nichiでお買い求めの商品をラッピングしてお届けすることができます。
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岩手県産の南部地粉を使用したザクザク・みっしりした食べ応えのあるスコーン。
フレーバーは「プレーン」と「チョコ」の二種類。どちらも甘さ控えめで、小麦の風味をお楽しみいただけます。
岩手県一関市にある縁日の実店舗でも人気で、お土産用にも喜ばれています◎
- カテゴリ
- 生活雑貨 > キッチン用品・調理器具 > ティーポット・急須
- ブランド
- OITOMI
- サイズ
- 全長17cm×全高19cm×奥行15.5cm
蓋までの高さ10cm
(つまみに使用している鹿角は個体差があります。)
- 重さ
- 1.7kg
- 素材
- 本体 鋳鉄/ツル 鋼材 /つまみ 鹿角
- 容 量
- 満水1.1L(実用容量約0.8L)
- その他
- ・茶こし付き
・ホーローなし
・IH可
(100V200Vでの反応を確認しておりますが、IH機器の機種によっては反応しない場合もございますので、メーカーにお問い合わせください)
・持ち手は固定されています。
・手作りのため個体差があります。
出会った瞬間、全員『これだ!』となり採用したデザインです。